MENU
カテゴリー
アーカイブ

【FF14死者の宮殿】いまさら聞けない DDってどんなところ?

当ページのリンクには広告が含まれています。

DeepDungeon(ディープダンジョン):略してDDと呼ばれる。

最初に実装されたのは、蒼天時代の『死者の宮殿』です。紅蓮時代に『アメノミハシラ』が追加されました。ここの記事では主に『死者の宮殿』をメインとしたディープダンジョンとは何だろう、というDD初心者向けの記事となっております。

目次

ディープダンジョンって何?

ディープダンジョンは、突入のたびに地形が変わるダンジョンを攻略するバトルコンテンツです。プレイヤーはレベル1の状態でスタートし、成長を重ねながら最深階層を目指して進行します。その際、頼りになるのは「魔器装備」と呼ばれるディープダンジョン専用の装備と、「魔土器」と呼ばれる特殊なアイテムです。

引用元:ロードストーン:ディープダンジョン解説ページより

要するに、ディープダンジョンはセーブデータごとに繰り広げられる不思議のダンジョン的な【FF14ゲーム内のゲーム】のようなものです。レベルを上げながら深層を目指していきます。

全滅したらそこでそのチャレンジは終わりなので、どのように全滅しないようにするかがキモであり、ハラハラドキドキな面白コンテンツです。(私はそう思うんだが!)

ゲーム内ゲームのような扱いなので、装備も強さも全く別になります。エオルゼア的装備やレベルは一切関係ないので、好きな格好をしてDDに行くことが可能です。ただし、剣術士/ナイトは盾を装備して行かないとDD内部でも盾を装備していないので注意してください。中で装備画面を開くことができないためミラプリの変更や装備変更、武器の非表示/表示、頭表示の非表示/表示の切り替えもできません。突入する前にオシャレしてから行きましょう。

システムさえ理解すればFF14でのレベルやジョブなど気にせず楽しく遊べるコンテンツで、PT内のロール指定もありません。しかし、そのためのシステムやローカルルールがちょっとややこしいのかもしれない、と思ったのでこのページを書くこととなりました。

レベルは?

エオルゼア界のレベルは持ち込まれません。
Lv1からはじまり、各コンテンツ毎に最大レベルが決まっています。
セーブデータ毎に敵を倒してレベルを上げる必要があります。
→セーブデータとは?

装備は?

武器と魔器をそれぞれ強化することで強くなっていきます。最初はヨワヨワですが、強化していくことで攻撃力や回復力やHPなどが上昇していきます。最大値は+99です。これは全セーブデータで共通するため、+99にした後に再度1階からはじめたら超つよい!はずなのですが、実際は…そこまででもなかったりします。これは攻略階層によっては強さにシンクがかかる為のようです。

使えるアイテムは?

魔土器と呼ばれる専用アイテムがあるので、これを駆使して道を切り開いていきます。魔土器は個人ではなくPT共有アイテムです。

PTの形式は?ソロでもやれるの?

DDでは『固定PT』『野良マッチング形式』の2つの進め方があります。

固定PT

固定PTは「同じメンバー且つ同じジョブ」で低層からずっと進めていく形式。メリットとしては攻略中は魔土器(DD内アイテム)が層をまたいで共有されていくことでしょう。また、このセーブ形式では4人に満たないPTメンバー数でも突入することが可能です。

デメリットとして、固定なので当然のことなのですが時間の都合を付けたり人を集めるのがネックです。

このモードでは当然ながらソロでも遊ぶことはできます。ただし、当然ながら相当にきついので、それなりの経験と下準備が必要なエオルゼア屈指の超高難度コンテンツとなっております。

この固定PT設定を解散して野良マッチング形式データに変換することもできます。

野良マッチング形式

野良マッチングは、CFを使って気楽にマイペースに遊べるセーブデータのタイプとなります。同じ進度同士の人とPTを組んだ状態からCFを使って進むことも可能です。

デメリットは突入するたびに魔土器(DD内アイテム)が毎回リセットされて所持数0になります。

また、死者の宮殿の101階~とアメノミハシラ31階~はこのタイプのセーブデータで進めていくことはできませんので、深く潜りたい場合は固定PTを探す必要があります。

セーブデータって?

上記のPT形式でのプレイを保存しているものがセーブデータです。2枠なので、更に遊びたい場合は既存のセーブデータを削除する必要があります。

私の悲しみセーブデータ。黒いのは固定PTの残滓
(他メンバーがデータ削除したためと思われる)

各DDについての概要

死者の宮殿

解放条件 他

新生エオルゼア~蒼天のイシュガルドに属するコンテンツのため、Lv17あたりのカッパーベル関連のメインシナリオを終了したら遊べる、という敷居の低さが特徴です。51階以降は蒼天のプレイ権が必要でしたが、フリープレイが蒼天まで含まれるようになったため影響はなくなりました。

  • 新生エオルゼア「カッパーベル関連」のメインシナリオを終了したLv17から遊ぶことができるようになる。
    クエスト:奇異なる地下迷宮
  • コンテンツ内での最大レベル60。
  • 51階以降は蒼天のイシュガルドのプレイ権が必要
    +クエスト「深淵へ続く地下迷宮」
  • 地下に200階。野良PTは100階まで。
    101階からは野良PTではいけず、51階~固定PT必須。

FF14のストーリー的にはタムタラHardの後の話だと思うので、このダンジョンの読み物を読んでクリアした後にプレイをするとより楽しめる(?!)かもしれません。

元ネタ

元ネタは同社の「タクティクスオウガ」(以下TO)というゲームであり、このゲームに登場する「死者の宮殿」という深すぎるダンジョンが元ネタとなっております。FF14側の100階ボスはTOに登場する屍術師であり、彼がサモンダークネスを使うときに出るエフェクトはTOでの暗黒エレメントのマーク。BGMと共に無駄にテンションが上がります。

またFF14の方の死者の宮殿でもTOで使われていたBGMが流れたり、踏破の交換報酬にそのTOのオーケストリオン譜があったりするのでファンなら是非とも欲しいところ。(ただし交換可能となる条件は相当に厳しい。マケボ取引は可能。)

  • 笛吹大魔王 100階踏破 
  • トイレに行けない夜 150階踏破
  • 死亡報告 200階踏破

FF14でのダンジョンの深さは地下1階から200階。ダンジョンの名のせいなのか、色々なクエストで無念のうちに息絶えたNPCが極稀に雑魚敵としてウロウロしていたりします。

自分が中学3年生のころ、TO1章の最後で「実際にするわけないやろ」と選んだ選択肢のその後の展開に放心状態になったことが今でも忘れられません。未プレイの方は是非是非…きれいごとではない、とんでもねえゲームをプレイしてみてください。

ちなみに英語ではPalace of the Dead、略してPOTDと呼ばれています。

アメノミハシラ

とある紅蓮編の東方エリアには空に刺さるほどの高さの塔が建っており、ここがアメノミハシラという2つ目のDDの場となっています。死者の宮殿とは異なり、上へ上へと昇っていく形になっており、最高回数は100階。

基本的には死者の宮殿と同じシステムではありますが、ダンジョン内で使えるアイテム(魔土器)が微妙に異なっていたり、大部屋というシステムがあったりしてちょっとした差別化がはかられています。

解放条件 他

  • 死者の宮殿50階踏破、且つ紅蓮のリベレーターのメインシナリオをある程度進めたら遊ぶことができるようになる。
  • コンテンツ内での最大レベル70。
  • 地上に100階、野良PTでは30階まで。31階からは固定PT必須

ちなみに英語ではHeaven-on-High、略してHOHと呼ばれています。

図解 死者の宮殿

DD入門編ということで、死者の宮殿の説明。
1階もしくは51階から開始可能(=新規セーブデータ作成可能)。

51階以降は蒼天のイシュガルドのプレイ権があること、(多分もう関係ないかな?)、50階をクリアすること、調査隊長から「深淵へ続く地下迷宮」のクエスト受注することで攻略することができるようになります。

50階クリア、100階クリアで補足的なサブクエストが発生します。

10階層ごとにセーブ

大体10階層ごとが1コンテンツとなっており、大体100階程度までなら1階層プレイ時間は15分から30分程度です。深層になれば時間フルの60分近くかかるようになります。

つまり地下1階から100階を目指す場合、1コンテンツが平均15分くらいとした場合、単純に攻略だけで15*10=150分かかるということになります。(野良形式ならば、マッチング待機などにもっともっと時間がかかります)

1階層を進むための簡単なルール

  1. 転移の石塔が光るまで敵を倒す
  2. 転移の石塔が光る(鍵マーク)
  3. 光の輪の中に入る
  4. 次の階層へいく、これを繰り返す
  5. 最後の階にいるボスを倒す
  6. クリア(セーブ)

つまり、ダンジョンに入って敵をたおして転送装置アクティブにして、深くの階層へただひたすら進んでボスを倒してセーブしつつ進んでいくゲームです。簡単だね!!!

PT全員がサークルの中に入らないと転送装置は起動しないので、動かないなーと思ったらだれかがちょっと外に居たりする。大体3秒くらいで飛ぶ。敵に絡まれている時は起動しない。

転移の石塔のアクティブ度はマップのカギマークの色で分かり、青からオレンジ→薄い黄色になって光る。
(となりにある葉っぱみたいなマークは戦闘不能の人を生き返らせる施設;再生の石塔のアクティブ度)

全滅したら?

死者の宮殿の100階までならば。

全滅したらそのデータはセーブした地点まで巻きもどる。
手に入れたアイテムや強化値も無かったことになる。悲しい。

死者の宮殿101階以降は

チャレンジ階層ではゲーム終了となりセーブデータを再度読み込むことは不可能、✖マークがついてもうデータを消すことしかできない。辛い。立ち直るのにちょっと時間がかかる。

DDを周回するメリット

DDに遊びに行くことで生まれる「良い点」のご紹介をさせていただきます。

1.Lv60未満時の経験値

10階層ごとにクリア経験値がもらえます。これが死者の宮殿ならLv60まで美味しい。アメノミハシラならLv70まで美味しい。

Lv60以上は美味しくなくなるためレベリング目的ならば各種ルーレットやID、もしくはLv70までならばもう一つのDD『アメノミハシラ』へ行った方が良いと思います。

この記事を書いている現在で一番シャキるメジャーなところが51~60階ですが、ここのシャキ待ちがロール関係なく大概5分未満、かつ攻略が15分程度。なのに、クリア報酬でもらえる経験値がLv60までならばアーアマリーボーナスがあるとID1回分より多いことも。特にレベリングIDのシャキ待ちが長いDPSには、時間を考えると最高効率の経験値だと思われます。多分いまはここまでシャキらないのでは

2.アラガントームストーンの入手

Lv50~のジョブ/クラスで攻略すると、1回分の攻略報酬に詩学が追加されます。カンストジョブで攻略すると、最新のアラガントームストーンが手に入ります。

※Lv50未満の場合はアラガントームストーンは手に入りません

3.Lv60またはLv70武器の入手(ミラプリ用)

DDに通い内部で使用する専用武具の強化を積み重ねていくことで、独特のフォルムをしている武器を持ちだせるようになります。今ではILが型落ちですが、ミラプリ用としても結構独特の見た目をしているため一部に人気が…あるかもしれない!

※死者の宮殿だとLv60、アメノミハシラだとLv70の武器となります。

死者の宮殿産の武器の紹介

【パジャル武器】武器+30/魔器+30交換
武器によって輝きの色は微妙に違います。余談ですが、踊り子の武器は蛍光灯のようです。

【キンナ武器】パジャルを更に強化(更に+60/+60消費)

4.埋もれた財宝からの金策

DD内部では、運が良ければ埋もれた財宝というものが手に入ります。階層によりグレードが異なり、通常の死者の宮殿100階までの攻略ですとG1もしくはG2が手に入ります。これを入口そばのNPCに鑑定してもらうことによりアイテムが手に入りますが、鑑定結果はランダムです。

  • 埋もれた財宝G1:1~49階 ←家具類
  • 埋もれた財宝G2:51-99階
  • 埋もれた財宝G3:101~149階
  • 埋もれた財宝G4:151~199階 ←ブラックペガサス

G1鑑定結果

G1の埋もれた財宝を200個鑑定した記録があるので貼っておきます。50階までしかない時代の統計ですので現在と異なる可能性もあります。

パッチ5.55で謎の需要が出たパレスペデスタルは埋もれた財宝G1で3.5%…くらいの中からのさらに壁紙/床/家具からの抽選、という感じでしょうか。

G1で手に入る家具とヘアカタログ

5.ゲルモラ土器片

50階/100階クリアの報酬 および DD内銅箱から稀に手に入るものです。土器片でしか交換できないミニオンやマウント、踏破状況によっては冒頭で説明したTOのBGMオーケストリオン譜との交換もできます。

6. LV60/Lv70を体験できる

DD内では現実(?)エオルゼア界とは別のレベル設定となります。ゆえに低レベルのジョブであってもLv60になれるため、Lv60もしくはLv70の使用感を体験することができます。

おまけ 少人数でも行けるよ

[2020/05/05追記]
4人の野良マッチングやPTを集めるのが億劫だなあというのがDDに行かない理由なら、ちょっと待ってほしい。強化値を上げきった強さならペアで100階までなら普通に到達することができるくらいの難易度です。

ぜひ低層階で強化をあげてみたりして、DDの楽しさを体感してみてください。(30階ボスはLv50まであげないと全滅したので、人数が少ない場合は内部でのレベル上げも大事です…)

※ソロだけは前述したように超高難度コンテンツになりますのでヨロシク!

簡単なローカルルール 3行

DDでは一般的となっているローカルルールがあります。
簡単に3行、とりあえずはこれを守っていれば大丈夫。

  • 戦っている最中は宝箱を開けるな(ミミック)
  • 部屋の中は端っこか人が歩いたところをを歩け(罠対策)
  • 敵が強くなってきたら)部屋の中で戦うな、通路で戦え(罠とリポップ対策)

まとめ:DDはいいぞ

レベル上げに、小遣い稼ぎの金策に!仲のいい人たちとの新しい遊びに!
これがLv17からできてしまうというのが凄いのです。

メリットばかりか、と言いますとそうでもなく、周回しすぎて作業感が半端なく心が死んでいく…だとか野良マッチングが最短効率主義傾向がある、というのもあります。これも初心者が入りづらい原因だと思います、難しい。

私の所属していたエレメンタルDCは英語率が高く、NO挨拶でさっさと終わったり死んでたり と割り切った感じがするので入り込みやすい感じがします(あくまで個人的な見解です) が、他の日本DCはどんな感じなのでしょうか。

とりあえず タクティクスオウガ好きには曲が聞けるという点だけでも死者の宮殿をオススメしたい。


初稿:多分2017年くらい
再編集:2020年5月 公式がDDプッシュしてきたので改稿
再々編集:2021年6月 POTD200踏破記念で改稿

  • URLをコピーしました!
目次