コンテンツサポーターで蒼天をクリアした感想。
「こんなに蒼天編って面白かったんだ!」
3.0蒼天編のネタバレがあります。
コンテンツサポーターとは(Duty Support)
コンテンツサポーターは、「サポートNPC」と一緒にメインクエストの進行に必要なインスタンスダンジョンに突入することができるシステムです。コンテンツサポーターを活用することで、他のプレイヤーとパーティを組まずに自分のペースでメインストーリーのダンジョンを攻略することができます。
→公式マニュアル:コンテンツサポーター
6.0から段階的に追加された、比較的新しいシステム。これはメインシナリオで関わるダンジョンなどを一人でプレイするようにできる機能であり、シャキるまでに時間がかかったり、一人で遊びたいときに非常にありがたい。Patch6.35現在では蒼天編まで対応しており、6.4以降に紅蓮編も対応するとのこと。
尚、クリスタルタワーや8人討滅戦には対応していない。
※討滅戦は6.0に対応しているものが1つだけあるが、それ以外は基本非対応。
新生編2.0までのNPCサポーター
新生編では、「一緒に旅をして、そのまま暁に入った冒険者の仲間」のNPCと共にダンジョンを攻略していく。仲間というより、そのまま「物語を進めるためのNPCサポート」という感じでした。
- TANK:斧術士のルガディン♂(黒渦団所属)
- HEALER:幻術士のミッドランダー♂(双蛇党所属)
- DPS-1:呪術師のララフェル♀(不滅隊所属)
- DPS-2:槍術士のエレゼン♀(所属未確認)
戦闘中にヒントなどを吹き出しで喋ったりして、各々の性格もなんとなく分かる感じ。
それが蒼天編になるとどうなるのか。
蒼天編においてのコンテンツサポーターの役割
この拡張パッケージ「蒼天のイシュガルド」では、Lv53IDからがメインシナリオに絡むIDとなります。最初のダンジョンに至るまで物語では4人で旅し、そのままの4人でダンジョンに挑むことになります。
今まで物語中に話してきたであろう対立する彼らの主義主張は「物語上のもの」的な感じであり、プレイヤー側の自分としては別に同意するでもなく、「ふーん。」と流し読みする感じでした。あくまで俯瞰しているというか、メタ的な意味で言うと物語を読んでいる第三者のような。
そんなストーリーの比較的序盤に登場するID。
このバラバラなPTがダンジョンに挑むことになります。
イゼルが何回も「戦いたくない」という旨のことを言いながら進んでいくのです。
仕様なのか仕様じゃないのか分かりませんが、このときは「エスティニアンの戦っているドラゴンのタゲを取らないイゼル」という図を目にしてしまい、イゼルの好感度が爆上がりしました。そう、IDではタンクがルール。
(恐らく仕様的には)普通だとイゼルさんはタゲをとってくれるはずなので、上のは偶然の出来事だと思いますが!
「通してくれ」、「通してくれ」、と言いながらタンクとしてタゲを取って進むイゼルは、綺麗ごとを述べるストーリー上の彼女、そしてそれに思い悩む彼女との2つのイメージを具体的に見ることとなります。
完全にこの53IDが物語の一部と化している感じがしました。
ラスボス戦前の会話。
この感じ、例えるならばシングルプレイRPGみたいなのです。
「自分が物語の中にいる」感じ。ちゃんと登場人物の一人になっている。
私の分身も旅の仲間であるということを感じられる。これはすごい。
既知のエスティニアンやイゼルと一緒に戦うから楽しく感じた、というのではなく、今まで4人で旅してきたシナリオがあり、その続きの4人での戦いだからこそ得ることができる「没入感みたいなもの」です。これを「面白い」と感じたのだと思うのです。
この「面白さ」は
漆黒で感じた面白さと根は同じかもしれない。
私個人としては、綺麗ごとを言うイゼルやアルフィノに対して、(今までは)あまり感情移入ができませんでした。多分これが、蒼天編に対する私の評価が相対的に低い理由だったと思います。そこがIDによって解消されているのです。
このIDを終えた時、はじめて「蒼天編って実はとても面白かったのでは?」と思いました。
「誰がコンテンツサポーターとなるのか?」
と考えるのが地味に楽しい(2週目以降)
この2.0の時代はまだNPCを利用した形でのソロ攻略というものを考えていなかったのか、あきらかに人数が足りないダンジョンや4人いるのにわざわざ別々に行動しよう!という流れになる場合があります。
2週目以降だからできる遊びとして、【どういう流れ】で【誰が】ダンジョンに一緒に行ってくれるんだろう?と考えながらストーリーを追うのも楽しく感じました。
誰が足りない枠を埋めるのかな?
わくわく
想定外のモノがタンクを張ってくれたりする回。
アイコンが職ではなく【 人型】だし意味が分からねえ!
イシュガルド防衛戦も忘れちゃいけない
今回プレイして好感度UPのNPCの中に「ルキア」さんもいたのですが、彼女は今回のIDではサポ対応NPCじゃなかったのですよね。じゃあなんでかな?と思い返したら改修された「イシュガルド防衛戦」のせいに違いない。
(こちらは蒼天編ではなく新生編になります)
この戦い、以前は討滅戦枠でしたが今ではインスタンスバトルになっています。
とにかくこの戦いのルキアさんが超絶かっこいい。イシュガルドが今の彼女にとって、非常に大事な国であることを戦いの姿から感じ取れます。ヴィシャップの炎をパッセと陣形で耐える神殿騎士たちがとにかくイイ。
この姿があったからこそ、彼女を100%信じ切ることができるし、彼女が見るアイメリクの理想を追う手伝いをしたい、とも思えるんだろうな。このバトルの存在意義は大きい。
ちなみにこのイシュガルド防衛戦には、様々なNPCがいます。
自分が気付いている分だけですが、竜騎士50~クエストのNPCウスティエヌ。
冒険者PTとして参加しているNPC4名 彼らは確か蒼天街復興関連で出てきていたよね。
というわけで、蒼天編は面白かった
10日くらいで駆け抜けてしまいました。
蒼天編のコンテンツサポーターはイイぞ、という日記回でしたが、蒼天に繋がる「イシュガルド防衛戦」も以前と比べると大きく変わっており、そこらへんからガッツリ物語に入り込めて楽しく遊んでしまいました。
53~57IDくらいまでが、やはり盛り上がりの山。
コンテンツサポーターは討滅戦非対応なので、完全に1人で遊ぶということに関しては対応しきれません。それでも物語を楽しむという面においては、素晴らしい良システムだと思いました。
(文中にも書いたけど)
シングルプレイのRPG感、個人的には好きです。
余談ですが、旧エリアの風脈が相当緩和されているため、新規でもかなり進めやすい感じになっております。
コンテンツサポーター実装予定の紅蓮編はどうなるんだろうな?誰がサポートにつくのかな?などと想像しながら紅蓮編の4.xシリーズを進めることとします。6.4までまてないので!
多分3週目のシナリオの感想 (負の面も含む)
はじめて竜騎士で進めてみたけど、たま~~~にセリフがちょっと変わる。
こういうの細かくていいですよね。
この日記では全体的にNPCコンサポのおかげで面白かったな~という感想ですが、負の面について。
初クリアした当初はNPCを犠牲にしてお涙頂戴するシナリオは勘弁してほしい、と心底思いました。やっぱりそれは今回も思います。この犠牲、必要なの?って。
しかし、よくよく考えるとイゼルは蛮神なので仲間にはなれない。だから、「退場」しか選択肢がなかったのかな。
だがオルシュファンの犠牲は必要だったのか?最後の目玉剥がし要員としてだけのストーリー上の犠牲ならば、納得がいかない。生かしておくと面倒くさいとか、別の理由があったのだろうか。彼が消えることでフォルタン家がまとまるとか、シナリオが作りやすいとか、うーん。何年経っても分からない。
(シナリオについて真面目に考えているけど、FF14ってMMOなのがすごいところだよね)
それからシナリオ上でアルフィノと共闘することが多く、アルフィノの印象が大分良くなりました。きれいごと並べただけの神童イメージが今でも抜けませんが、彼なりに頑張ってる感じが物凄くありました。「ふふん、まかせてくれたまえ」(※イメージです)と言いながら凡ミスするアルフィノ氏、結構好きかもしれん。どうしよう助けて!