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コメント機能から考えるFF14ロドストの闇

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FF14公式ページのロドストのブログ機能をやめて自前ブログに移行した理由を考えていたら、ロドストのコメント機能の隙間にある闇という結論に行きついた。

The Lodestone:公式ページに組み込まれたブログ的な日記システムであり、多くの人が利用している。私も以前はよく利用していた。

FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
FINAL FANTASY XIV, The Lodestone FINAL FANTASY XIV公式プレイヤーズサイト「The Lodestone」です。

ロドストはキャラクター名とリンクしているため、日記を書くことによりキャラクターの詳細情報を自らが発信することにもなる。キャラクターにはキャラクター毎に固有の番号を振られており、これは名前を変えようが鯖移動を使用が絶対に変わることはない。つまりこの番号が分かっていればどこへ行こうが追尾することが可能である。

https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/×〇×〇×〇×〇/

エオルゼアでは他のネトゲ界隈と同じく、人と人とのコミュニケーションであるため楽しいことや嬉しいこともある反面、当然ながら悲しいことや憤ることなども残念ながらある。万が一揉め事が起こり、自らが当事者となってしまい鯖移動でもして一人でしばらくひっそりと過ごしたいなぁと思ったとしても、この番号が割れている場合は揉めた相手からはあなたの居場所が丸見えになってしまうということになる。

この番号は時に非情なものなのであるのだ。

目次

ロドストって実は怖いんじゃないかと気が付いてしまった事案

この番号はキャラクター毎であるため、他人の記事に残したコメントからあなたのキャラクター情報を辿って知ることができる。なにか揉め事があって鯖移動をしたという前提での以下の説明を眺めてみてほしい。

コメントからどこまででもキャラを追うことができる

基本的にロドストではコメントした際にキャラクターへのリンクが付く。これが最凶である。「鯖移動しますねーさようなら!」という前向きな別れであればいいのだが、遺恨を残しての移動となると更なるトラブルが追従してくるとも限らない。

マイページのウォールからではコメントを削除することができず、直接コメントしたページに飛んで削除を行わなければならない。90日経過してしまうとウォールのアクティビティから履歴が消えるため、どこにコメントを残したかも確認できなくなりお手上げ状態になる。(自分の名前で検索するとでてくるんだろうか)
まぁとにかくロドストをヘビィに使っている場合は絶対に姿をくらますということは不可能である。

鯖移動キャラを追い続けられる事案1
FCフォーラム

所属していたFCのロドストフォーラムで記事をかいていても、コメント欄にコメントを残したままFCを脱退した場合はその後も記事やコメントも残り続けるため、フォーラムを見られるFCメンバー全員からあなたの移動先が丸わかりになる。

FCを抜けてしまった後からは、フォーラムにスレッドを立てていた場合でもFCメンバーではなくなってしまった場合はなんとスレッドを消すことさえできなくなる。(FCフォーラムに色々書き込みをしていた場合は削除してからFC脱退をした方が禍根が残らなそうな感じがする)

鯖移動キャラを追い続けられる事案2
日記につけたコメントから

他人の日記にコメントをしていた場合、そこに残るキャラクター情報から鯖移動をした場合でも追うことができる。もしもコメントがついていた日記を書いた人が非公開や限定公開に切り替えた場合、そのコメントは残り続けるのにコメントした本人が閲覧も削除もできない。そして日記を書いた本人からはコメントしたキャラの現在をたどることができてしまうという状態になるのである。

つまり、削除できないコメントからもあなたの現在が分かる

というわけで、万が一人間関係でのトラブルが発生し、姿をできるかぎり薄くして鯖移動したい時などはコメントを全消ししてから移動することをおススメする。しかしコメントした記事が非表示や限定公開にされてしまった場合はもう対応することができず、あなたはそのコメントした日記主から完全に追尾されてしまうこととなる(番号を控えられていた場合は打つ手はない)。なんにせよ、完全に姿をくらますことはできないと腹をくくったうえで鯖移動や名前変更をし、その後の言動も気を付けていくべき。

どんなに健全な友好関係を築いていようと「何がどう転んでひびが入るか分かったものではない」という人間不信が根底にあるため、このロドストのシステムを知ってしまったあとの私はコメントなどロドスト上で足跡を残すことをやめた。消せない接点はできる限りない方がよい、そう思ってしまったのであった。

「君のことなんか誰も見ちゃいない」そうかもしれない。ただ追跡してみようと思ったらずっと追い続けられるという状態がどうにも気持ちが悪いのだ。

私のようにリスクを恐れるあまりに人との接点を減らしていくことを「寂しいことだ」と思う人達がいるのはもちろん承知している。ロドストを最大限に利用数することで生まれる「出会い」や「楽しい時間」というのは絶対に存在するだろう。遊び方や在り方は人それぞれ、後悔のないように自分の思う通りに在るのが一番だ。


コメント関連の設定は仕様なのでどうしようもないのだが、アチーブ関連などはキャラクター設定で少しだけ公開設定のオフができるので気になる人は設定を変えておくとよし。

キャラクター管理で公開情報の制御をする

【問答無用でロドストに公開されている情報】
上記で述べたキャラクター固有の番号、プロフィール(開始都市・誕生日)、ジョブ毎の取得経験値、マイスター情報、ミニオン、マウント
キャラクター管理から公開のONOFFを切り替えられるので、自分のキャラクター情報をあれこれ垂れ流したくない場合は「公開しない」設定に切り替えておく必要がある。

ログイン後、からメニューが開くのでキャラクター管理を選択。これはアカウント毎の設定ではなくキャラクター毎の設定なので、複数キャラがいる場合はその分の設定が必要になる。

引用画像:FF14公式プレイヤーズサイトLODESTONEより

マウントやミニオンなどは常に丸見えなので、他人からチェックされていることがあるのかも・・・しれない。

経験談だが、昔「蛮神マウント取ったんだよね、見せて」と蛮神マウントを取得したことを誰にも話していないはずなのにFCの人から声をかけられてびっくりした経験があるが、それはロドストからチェックして知ったということなのだろう。(どうしてわざわざロドストで私のマウント欄を見たんだ・・・)

余談:ブログに落ち着いた理由

「人見知り」ではなく「人が苦手」であるのにブログを書く理由を考えていたら、ロドストの闇という結末に行きついてしまってこんな記事になってしまった。ロドストをやめたのは結局人とのつながりの濃さの問題である。

私がオンラインゲームを愛するのは直接他人と接することはなくとも多数の人が仮想空間に居て世界が動いている、そういう空気感がとても好きだからだ。ただ一人で遊んでいたとしても、この仮想世界にはたくさんの人が居て色々な冒険をしたり製作したりして経済さえも回っている。一人で完結するオフゲーとは決定的に違う何かがあるのだ。

最近遊んで感銘を受けたゲームで例えるならば、私は誰かにとっての「Someone」であればよいし、皆も私からみたら単なる「Someone」であるのだろう。このゆるい繋がりが心地よい。

特に私のプレイ日記は「誰か」との直接的な繋がりを求めて書いているものではなく、最初のきっかけは私自身が私自身の仮想世界の記録をとるために書き始めたものに他ならない。数年経過した現在ではSomeone(だれか通りすがりの人)が記事を読み、こんなSomeone(記事を書いている人=私)が居るんだなぁと思ってくれれば既に目的を達している・・・くらいの緩さのプレイ日記の軽さを、私は望んでいる。

ちなみにFF14においてキャラクターの名前を出すことをやめたのは、ゲーム内で「ブログ読んでます」と話しかけられることが非常に苦手だからという一点から。人とのやりとりが苦手でごめんなさい。(いつも読んでくださる方々ありがとうございます)

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