FF14の鯖選びについて、つまり
ワールド選び=DC[データセンター]選び
について書いている記事です。
最初に結論を書いておく
日本語プレイヤーのFF14の鯖選びは
ご自身の遊び方と英語率で決めると良い。
→レベル上げを楽にしたいなら優遇鯖の選択を最優先
→ 町に人が沢山いるところがいいならMana一択
→ 戦闘好きならManaがオススメ。
→ ハウジングしたいならMana以外がオススメ。
→ 英語が苦手ならElemental以外をオススメ。、
というわけで、次からFF14の鯖事情などの説明をしていきます
ワールドと論理データセンター
データセンターとは
起動した画面にDATE CENTERの文字があり、ここから接続する物理データセンターを選びます。
世界にある物理データセンターについて
FF14は世界で展開されているため、世界4か所に「物理データセンター」が設置されています。
日本・北米・欧州、オセアニアの4か所です。
論理データセンター
それぞれの物理データセンター毎に、1~複数の「論理データセンター」が設置されています。
- 日本にある論理データセンター Elemental・Gaia・Mana・Meteor
- 北米にある論理データセンター Aether・Primal・Crystal
(2022年8月にもう一つ追加予定) - 欧州にあるデータセンター Chaos・Light
(2023年夏頃にもう一つ追加予定) - オセアニアあるデータセンター Materia
FF14の日本DCはこのようになっています。
Elemental・Gaia・Mana・Meteorの4つが「論理データセンター」です。
論理データセンターの下にある「Aegis」や「Atomos」などがワールドであり、日本DCには32ワールドがあります。
FF14では、一般的なMMORPGでの鯖=サーバーを「ワールド(World)」と呼称しています。そして、キャラクターが所属しているワールドのことを「ホームワールド」と呼んでいます。
こんなイメージです
- 物理データセンター:設置されている実際のデータセンターそのものを指していると思われる。主に設置されている地域名で呼ばれている。
現在では【日本】【北米】【欧州】【オセアニア】の4つが存在。 - 論理データセンター:物理データセンター内に設置されているデータセンターで、複数のWorldで構成されている。主に「物理データセンター」と区別する時に「論理」を付けて呼ばれる。論理DCにはそれぞれ固有の名前がついており、その名前を付けて呼ばれることがほとんどである。また、データセンター(DC)と単独で呼ばれた場合は、物理DCではなく論理DCを指すことが多い。
日本DCには【Elemental】【Gaia】【Mana】【Meteor】の4つが存在。 - ワールド:ネトゲにおける一般的な通称「サーバー(鯖)」にあたるのはここ。FFシリーズの召喚獣や伝説の武具の名前からとられている。
例)Bahamut、Alexander など
ということで基本的に日本に居住されている方はElemental・Gaia・Mana・Meteorのどこかのワールドを選択すれば良いです。
余談ですが…
ちなみに世界展開しているFF14では、4つの言語をサポートしています。
J日本語/E英語/Dドイツ語/Fフランス語
ゲーム内でE言語だとかJ言語と聞くEやJはこの言語設定のことです。アンダーバーが付いている言語がそのプレイヤーがFF14を起動している言語になるため、その言語は(ある程度)堪能であると判断することが出来ます。起動言語の切り替えは、ランチャー画面で選択できます。
アンダーバーのついていない光っているだけの言語はプレイヤー自らがON表記にしている言語になりますので、実際にその言語で意思疎通ができるかは分かりません。
言語によって文章のニュアンスが違ったりするものも多いらしく、FF14のローカライズは素晴らしいとのこと。他言語に精通されている方は言語を変えて読んでみると新しい発見があるかもしれません。
声優さんの演技や声のイメージも大きく違っている場合もあり、違いが面白いです。
※起動言語を変えると動かなくなるマクロがチラホラありますので要注意です。
「鯖選び」=「論理データセンター選び」
2022-7-5~
日本の論理データセンターは4つ
日本の論理データセンターは、Elemental(エレメンタル)、Gaia(ガイア)、Mana(マナ)の3つでしたが、2022年7月5日Meteor(メテオ)が追加されて4つとなっています。
MeteorDCは日本で稼働しているワールド32個を3DCから4DC構成に組み替える時に生まれた新DCです。というわけで、「新鯖」というものは現状日本DCにはありません。
日本で遊ぶ場合、Elementalなどの「論理データセンター」が大きなコミュニティの枠となっています。
というのも、これは以下のような理由からです。
- PTプレイの際は、同じ論理データセンターに所属しているワールドのプレイヤーと一緒になる。
(クロスワールド) - PT募集も論理データセンタでー括り=クロスワールドになっている。
- 同じ論理データセンターにあるワールド間は、気軽に移動することが可能。
(ワールド間テレポ・後述)
「論理DC=昔のMMOの鯖」みたいな感じさえあります。ハウジングなどはワールドごとなので正確には異なるのですが、遊びの括りは本当にDCごとです。
マッチングは論理DCごと
前で触れたように、コンテンツに行く際はこの論理データセンター内のワールド間でマッチングされます。
例)Aegisというワールドを例にとると…
所属している論理データセンターはElemental。というわけで、Elementalに所属しているワールドとマッチングすることになる。GaiaDCのAlexanderワールドや、ManaDCのAnimaワールドとマッチングすることは無い。異なる論理DC間のプレイヤーと一緒に遊ぶには、DC間テレポ(後述)を使ってキャラクターを移動させる必要がある。
基本的に一緒に遊びたい人が要るならば同じワールドでキャラを作るのがベスト。作れない場合は最低でも同じ論理DCに作ることをおすすめする。
物理DC内を移動することができる『DC間テレポ』が実装されたが、再ログインなど少し手間が掛かる。やはり最低でも同じ論理DCをオススメ。
ログイン画面も論理DCごとに別
実際のゲームのキャラクター選択画面さえも、論理DCごとに別となっています。
つまり、論理DCをまたいで(つまりManaからElementalなどに)キャラチェンジする時などは一々ゲームの最初の画面からDC切り替え作業が必要です。これは地味に面倒くさかったりします。
【ワールド間テレポ】
同じ論理DC内を気軽に移動。
ログインしたままゲーム内で移動できる
所属している論理データセンター内に限り「ワールド間テレポ」を利用して、簡単に自分のホームワールドから他ワールドへ移動することができます。ゲームに接続したまま普通にテレポ感覚で移動できるので、かなり気軽に使えます。
※A物理データセンター内にある、論理データセンターAとBの間は下のDC間テレポで移動することとなる。物理データセンターAとBは現在移動不可。有料オプションサービスの「ホームワールド変更サービス」を使用する必要がある。
かなりDC内の移動が自由だといえども、ホームワールドでのみできるコンテンツや、同じワールド同士のプレイヤー同士でないと不可というコンテンツもあります(エタバンくらいか…?)。ですので、もしお友達が既にFF14で遊んでいて、一緒に遊びたいという場合は、前にも書きましたがとりあえず同じワールド(最低でも同じDC)で作成することを強くおすすめします。
【データセンタートラベル】
同じ物理データセンター内を移動。
「DC間の移動」はログアウトが必要。
同じ物理データセンター内にある、異なる論理データセンターへ移動することができる機能です。日本DCの場合、日本DC内の論理データセンター間を移動することができます。
あくまで同じ物理データセンター内で、という条件があるためJPならばManaからElementalに遊びに行くことが可能となりますが、欧州(EU)や北米(NA)へ遊びに行くことはできません。(今後は可能になるかもしれません、とのこと)
こちらはワールド間テレポとは異なり、ログアウトした状態でキャラ選択画面からの操作が必要となります。移動中のキャンセルはできません。
安定していると数秒~30秒くらいで終わりますが、混んでいるときは片道数分かかる場合があります。過去のアップデート当日などは、このサービスが混んで障害が出たこともありました。今では実装当時に比べると大分安定はしていますが、大混雑時には使えない可能性を考慮しておく必要があります。
現在では、どのワールドでプレイ初めても日本DC内ならばどこのワールドにも遊びに行くことができます。本当にどこで初めても良いよ~、という良い時代になりました。
日本DCの人口と言語率
日本のデータセンターはElemental・Gaia・Mana・Meteorの4つ。これらのデータセンターは、「日本語を使う人」のデータセンターではなく場所が「日本にある」データセンターです。
先ほども使った図ですが、こんな感じになっています。
DCの人口
- Elemental:116,361
- Gaia:115,349
- Mana:124,027
- Meteor:111,974
ManaDCが一番人口が多いですが、そこまで4DCの差はありません。Manaはとにかくトラベラーが多い(後述)ので、実際の数字よりも多いように感じます。
The diaspora Lodestoneさんの2022/10/16に発表された「国勢調査のワールド別統計」の「参考キャラクター数」を計算させていただきました。下の各論理DC内説明の言語率も The diaspora Lodestone さんの数字を使っています。
※「参考キャラクター数」について
引用元:https://luckybancho.ldblog.jp/
以下の調査では特に断りの無い場合は、キャラクターのデータは2022年10月13日時点の公式サイトのキャラクター検索で取得した検索結果でレベル60以上もしくはFC所属キャラクターのリストを元にキャラクター詳細データを収集し、前回2022年8月20日の調査から、HP,経験値,所持ミニオン数、所持マウント数に変動があるLv60以上(60ジャストを含まず)のものをアクティブなキャラクターとみなし、さらにbotキャラクター排除のために取得マウント数が1以上のキャラクターに絞って集計しています。キャラクターによって収集のタイミングは多少前後します。
使用されている言語
論理データセンターを選ぶ際は、「言語」というものが一番の選択基準になります。日本のデータセンターといえども、各データセンター(特にワールド)ごとに、使用されている言語の割合に多少の差があります。
各ワールドの言語率についてはThe diaspora Lodestoneさんの「国勢調査のワールド別統計」画面の右上あたりにある[WORLD SELECT]からワールドを選択して言語比率を見ることができます。3DCでの時点ですので、Meteorのデータはありません。
2022/6/27に公開されたデータの使用言語の人口構成は、以下の通りです。
- Elemental-日本語68.5%
(英語27.5%/ドイツ語2%/フランス語2%) - Gaia-日本語92%
(英語6.5%/ドイツ語0.7%/フランス語0.8%) - Mana-日本語88.2%
(英語9.2%/ドイツ語1.3%/フランス語1.3%) - Meteor-日本語93.6%
(英語5.2%/ドイツ語0.6%/フランス語0.6%)
日本語が通じないプレイヤーが沢山いるよ
FF14は世界展開しているゲームですので、日本DCでも日本語を母国語としないプレイヤーが沢山います。
日本の3DCは「日本にあるDC」ですので、基本的に日本語をネイティブとするプレイヤーが多いDCです。。逆にお互いの言語が違ったとしても、標準搭載されている定型文機能で意思の疎通ができる場合も多々ありますし、日本語が通じる者同士でも会話が成り立たない場合もあります。普通にプレイする上で一概に言語が違うから困る、ということは少ないです。
FF14には定型文という便利な機能があるため、英語が分からなくても最低限の意思疎通をとることはできます。
逆にこれはかなり困る、というのは特に高難度コンテンツです。スキルの名前がローカライズによって全く違ったり、ギミックの打ち合わせなどコンテンツ以外が高難度となります。日本語のスキル名を英語にそのまま訳しても伝わらない場合がよくあり、意思疎通がかなり難しいと感じました。事前に訳を調べておいてメモっておくことで乗り切りましたが、本当に違いすぎる。
各日本DCの特色
次に、DCごとの言語面と高難度コンテンツの違いを見ていきます。
言語面からみた日本DCの特徴
Elemental DC
Elemental-日本語72.2%
(英語24.2%/ドイツ語1.8%/フランス語1.8%)
オセアニア圏のプレイヤーが多いDC
前述したように、日本語以外を母国語とするプレイヤーの割合が他2DCよりも明らかに高いDCです。
エレメンタルDCは、オセアニアや東南アジアなど、日本近辺から接続しているプレイヤーが比較的多いDCとなっています。というのも距離が離れているDCを使うと遅延が発生するためです。ゆえに母国語が日本語ではないプレイヤーが多く、日本在住のネイティブ日本語じゃない方々のプレイヤーも多いという国際色豊かなDCとなっています。
オセアニアDCが生まれた後でも、この特色は変わりません。
様々な文化を持つ人がいることで、独特の雰囲気になっている
ElementalDCは英語が苦手なら避けた方がよいDCですが、自分が実際にプレイしてみて「様々な文化をもつ人がいる分他二つの日本DCよりもなんとなくゆるいというか寛容な雰囲気があり、気楽にプレイできるという面はかなりの強み」だと思いました。
文化の違いからかダンジョン開始時などでの挨拶もないことが多々ありますが、普通に進行して普通に終わることがほとんどです。このDCでのコンテンツ開始や終了時の挨拶無しは日常茶飯事なので、特に気にする事案ではありません。(普通に挨拶をされる方も多いです)
個人的な意見ですが、IDなどを初見未予習で突撃して失敗しても気にならないランキングでは、日本DCナンバーワンだと思います。
色々な国の人が居て、それぞれ違うゲーム文化を持っていて、なんだか意思もイマイチ通じてない結果として無駄に全滅しまくったり結果PTが解散したりと他のDCでは体験できないようなことがありえます。それでも、なんだかんだで楽しいDCだと自分は思いました。定型文を繋げて会話をする、という謎の文化があったりして面白いです。
しかし、そういうイレギュラーな事案が苦手な方にはおすすめしずらいDCであるかもしれません。
特筆すべきワールド:Tonberry
エレメンタルDC最大人口のワールド。ついでに言うと、
この記事を加筆修正している時点において日本DC最大人口のワールド。
英語プレイヤー率は6割ほど、日本語プレイヤーは3割に満たない。
自分は10か月ほどこのワールドをメインに遊んでいました。
現在もサブキャラが細々と遊んでいるワールドです。
ここは日本DCにありながらも完全に英語メインなワールドであり、国勢調査からも分かるように日本語を母国語とする人たちは少数派です。流れるチャットは基本的に英語。
当然ながら英語の勉強にはもってこいですが、結構みなさんネットスラングが多くて英語力の低い私には何を言っているのか分かりらないので検索する日々でした。日本的な「~~ねばならない」的な同調圧力がないので、フリーダムな感じで結構好きです。
今からはもう何年も前になってしまいますが、私が居たときには日本文化が好きな方が結構多くて日本語を勉強している方や、日本に住んでいるネイティブ日本人じゃない方、国際交流したいネイティブ日本人なども見かけましたし、もちろん普通のネイティブ日本人もいました。
ついでに、トンベリ鯖で生活して英語アレルギーがかなり無くなりました。
Mana、Gaia、Meteor
- Gaia-日本語92%
(英語6.5%/ドイツ語0.7%/フランス語0.8%) - Mana-日本語88.2%
(英語9.2%/ドイツ語1.3%/フランス語1.3%) - Meteor-日本語93.6%
(英語5.2%/ドイツ語0.6%/フランス語0.6%)
ElementalDCで説明した英語でのコミュニケーションを避けたいなら、日本語をメインとするプレイヤーの多いManaかGaiaかMeteorの3択となります。最近では、日本語や英語以外のネイティブの方が増えているようです(アジア地域など)。
ただし外国語のプレイヤーに出会わないという事ではなく、出会う確率がElementalよりも低いだけなのでそこは忘れてはいけません。
高難度コンテンツと日本DC
「データセンタートラベル」で日本の物理DC内を自由に移動できるようになった結果、高難度コンテンツにおいてはManaへの一極集中が起きました。運営的には想定の範囲内らしいので、このまま何も施策が無ければこの状態は「しばらく」、いやもしかしたら「ずっと」続くと予想されます。とある2022年12月の平日夜PT募集数はこんな感じでした。(紫色の顔のマークが高難度コンテンツ募集枠)
自分はManaに元々住んでいたプレイヤーなのですが、DCトラベル実装後からは町中やコンテンツも他DCからやってきた<Traveler>プレイヤーだらけになりました。驚くくらいに今のManaは他DCからのプレイヤーで溢れています。
人口から見ると激しい差はないので、ホームワールドがMana以外の人たちが、コンテンツをするためにDCトラベルをしてきている、というのが実態で、見かけ上の人口が実際の数字よりもかなり多いのが今のManaです。また、プレイヤーが大きくManaに流れたことにより上のSSから感じられる通り、他DCのPT募集が全体的に減っていっているようです。
プレイヤーの一極集中により、Manaにおいてはハウジングの所持倍率が更に激しくなったと思われます。
将来的に「土地を持ちたい!ハウジングをガンガンしたい!」というプレイヤーさんにManaはオススメしにくいです。
2023-3-7追記 ManaDCは「混雑」の指定を受け、キャラ作成およびキャラクターをManaDCへホームワールド移動させることができなくなりました。
※他DCからManaへのDCトラベルは今まで通り可能です
(混雑ワールドについては直下の「ワールドの種類」項目内で説明をしています)
ManaDC(Chocobo鯖)と高難度コンテンツの歴史
むかし高難度コンテンツの募集がワールド内でしかできなかった時代、ManaDCのChocobo鯖に高難度コンテンツに挑む人たちが集って攻略していました。その後、同DCでのクロスワールドPT募集やワールド間テレポが実装された結果としてManaDC全体がレイドの盛んなDCとなった経緯があります。
昔のチョコボ鯖は人口の多さから装備が安いなど色々特筆すべきことがあったのですが、現在ではワールド間テレポによりワールドごとの激しい価格差もなくなり、現在ではManaDCの普通のワールドに落ち着いています。
ワールドの種類
ワールドには人口の平均優遇施策のための「ワールドの状態」や、「レガシーか否か」という2つの属性があります。
ワールドの状態【通常・優遇・混雑】
FF14ではワールド間人口の平均化するために優遇施策を実施しています。
これにより現在のFF14のワールドは平均化され、人口に著しい差はありません。
この平均化施策でワールドに設定される「ワールドの状態」は「通常・優遇・混雑」の3つです。メンテで頻繁に変更されるためワールド稼働状況で必ず確認してください。
- 通常ワールド:ふつうの状態 (特に何も制限はない)
- 優遇ワールド:新規キャラ作成時または混雑ワールドから移動した際に恩恵のあるワールド
- 混雑ワールド:混雑。鎖国。キャラ作成不可、有料でも他鯖から移動不可。
優遇バフについて
優遇バフについて
優遇ワールドでの新規キャラクター作成すると、経験値ボーナスがつく良い効果(バフ)がもらえます。
- 経験UPバフがあれば早く進めることができるため追いつきやすいし楽
- レベルだけガンガン上がることに対する不安があるなら通常ワールドでも問題なし
優遇バフの存在により、優遇ワールドには新規プレイヤーやサブキャラを作ったりする既存プレイヤーが集まってきますので、同進度のフレンドを作りやすいという環境になるでしょう。運営的にも優遇ワールドに人が集まってほしいという考えで行っている施策だと思いますので、個人的にも優遇ワールドを推しておきます。
もちろん通常ワールドで開始しても全く問題はありません。
以下は公式のページよりの優遇ワールドの説明部分の引用です。
優遇ワールドでの新規キャラクター作成によるボーナス
「優遇ワールド」に新規キャラクターを作成すると、以下のボーナスが得られます。
本施策は、対象ワールドのアクティプレイヤー人口が一定数に達するまで継続いたします。対象ワールドが優遇ワールド指定から外れた場合、その時点で各種ボーナスは受けられなくなります。ただしキャラクター作成日を含め90日間は、こうしたワールドタイプの変更に関わらず、継続してボーナスを受けることができます。
※ボーナスの対象となっているワールドには、キャラクター作成時のワールド選択画面で★マークがついています。
≪新規キャラクター作成時に付与≫
- 取得経験値が+100%加算されるバフ効果(レベル69まで有効)
- 低~中レベル帯の冒険が快適になる 装備品と交換できるシルバーチョコボの羽根を10枚
≪本施策開始後に作成したキャラクターでいずれかのクラスがレベル30になると付与≫
- プレイ権に15日間分の無料プレイ期間を付与(※1)
※1 無料プレイ期間が付与されるのは新設・優遇ワールドでの新規キャラクター作成を通して1サービスアカウントにつき1回です。
レベルがめちゃくちゃ早く上がる
優遇ワールドで新規キャラクターを作った場合のみ、戦闘ジョブはもちろん製作採集職にも経験値ブーストのバフがかかりLvの上がりが非常に早くなります。
装備が整うか整わないかについては、Lv50くらいのコンテンツを進めているのに現在のLvキャップであるLv80までカンストしてしまったのに手に入る装備がLv50までしか無い、などという場合でも、コンテンツはLv50までしか参加できないのでLv80の装備は必要なかったりします。しかし採集職や製作職ではメインシナリオを進めないとレベル相応の素材を採りに行けないため、レベルだけ上がっても~…という事はあるかもしれません。
- 経験UPバフがあれば早く進めることができるため追いつきやすいし楽
- レベルだけガンガン上がることに対する不安があるなら通常ワールドでも問題なし
優遇バフには期限がある
基本的に優遇ワールドは頻繁に変更されます。延々と何か月も優遇ワールドに指定されていることは稀であるため、経験値UPのバフ効果を受けられるのは基本的にキャラを作ってから3か月間だと思っておくと良いでしょう。
また優遇ワールドに作成したキャラクターは、3か月間有料サービスであるワールド間でのホームワールドの移動ができません。
意外と盲点なのが、他の通常ワールドで作成した低レベルキャラクターを優遇ワールドに移動させても経験値バフを貰うことはできません。あくまで優遇ワールドで作成された新規キャラクターへのボーナスです。
通常と優遇、どっちがええんや……
優遇鯖を選ぶか、通常鯖を選ぶかは自分の希望するプレイスタイルで決めると良いと思います。
優遇バフの存在により、優遇ワールドには新規プレイヤーやサブキャラを作ったりする既存プレイヤーが集まってきますので、同進度のフレンドを作りやすいという環境になるでしょう。運営的にも優遇ワールドに人が集まってほしいという考えで行っている施策だと思いますので、個人的にも優遇ワールドを推しておきます。
というわけで「優遇」をオススメ
レガシーワールド(レガシー鯖)
現在のFF14は旧版のFF14を新生…作り直したゲームです。旧版のサーバーを引き継いだワールドにLegacyの名がついています。むかーしからのプレイヤーがいるワールドということです。が、現在は有料でホームワールドを移動することができますし、新生開始から数年経過して新しいプレイヤーもたくさん入ってきていますので、あまりレガシーかどうかを気にする必要はないと思われます。
現行のワールド名は召喚獣やモンスター等が名前になっているのですが、レガシー鯖は武具の名前がつけられているのが特徴です。
The diaspora Lodestoneの管理者さんが書いているFF14のロドスト日記に、World名についての歴史などをまとめた記事もあります。かなり興味深いです。
混雑時の作成制限について
各ワールド内での稼働プレイヤー数が多くなった場合、新規キャラ制限がかかる模様です。特に「人の多いワールド」や「人の集まりがちな優遇ワールド」では皆がログインする夜に作成制限がかかっている場合があります。その場合は空いている朝方~昼あたりに作成を試みると作れます。
※混雑指定がされているワールドは絶対に新規キャラが作れないので諦めてください。
まとめ
現状のFF14は「データセンタートラベル」のおかげでどこを選んでもそんなに大差がない。
新規プレイヤーにとっての違いは、今後どういうプレイ方針で遊ぶのか?ということが大事なのかもしれない。
あとは英語率と優遇バフの選択かな。
→ 経験値ボーナスが欲しいなら優遇ワールド
→ 町に人が沢山いるところがいいならMana一択
→ 戦闘好きならMana
→ 庭付きハウジングがしたいならMana以外で(※)
→日本語率が高いところがいいならMeteorかGaiaかMana
→フリーダム異文化を求めるならElemental
※2023-3-7より、ManaDC全体が混雑ワールドに指定されたため、新規キャラクターの作成が不可となりました。そのため新規勢はElemental、Gaia、Meteorの3DC内から選ぶこととなります。
※基本的に今のハウジングの土地は抽選式であり、プレイヤー数が多ければ多いほどその倍率は上がっていく。必然的に、これから更に人口が増えるであろうManaでの個人宅購入の当選確率は(他DCに比べると)低くなる。
「ハウジングもしたいし、高難度コンテンツもしたいよーうわー!」っていう日本語プレイヤーさんは、GaiaかMeteorの優遇鯖にキャラを作ってプレイを始めてハウジング土地を狙いつつ、シャキらないコンテンツはDCトラベルでManaに移動するとか、そういう未来もアリだと思う。
しかし、Manaでコンテンツをこなし続けてManaでのコミュニティがメインになってしまったら、最初からManaに作っておいた方が良かったかもしれない、厳しくてもこちらでハうジングを狙っていた方が良かったかもしれない、と思う未来も想像できるところが非常に難しい。
このページが新しいプレイヤーさんたちのワールド選びのためになりましたら嬉しいです。
【それでは良い旅を!】
公式ページにゲームマニュアルがありますので、ゲームを始めた後に困ったらこちらをどうぞ。
また、【FF14初心者の館(Twitter版)】で公式が初心者さん向けの情報をTwitterで呟いています。初心者さんには色々ためになる情報が流れてくるので、Twitterをされている方はフォローすることをオススメいたします。
更新履歴
2020/9/1 旧ページから自動転送するように設定変更/項目の順番を並び替え
2021/02/24 クラシック→ブロックエディタに書き換え+2021年仕様に書き換え
2021/05/18 オセアニアDC実装が決まった事に関して加筆
2021/08/14 世界的プレイヤーの増加からの日本DC(Gaia/Mana)の英語率増加について少し加筆
2022/1/14 【FFXIV運営規模拡大に関するお知らせ】が出たことによる加筆修正
2022/1/24 上記を受けて、再度大規模修正
2022/03/4:FINAL FANTASY XIV Letter from the Producer LIVE Part LXIXを反映
2022/07/25 MeteorDC実装に合わせて大規模修正
2022/12/5 Manaへの一極集中に合わせて大きく書き換え
2023/3/7 Mana全体が混雑ワールドになったことを記載