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【FF14】スローライフの真の意味とは?言葉の雰囲気に騙されない無人島開拓を

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6.2以後、Twitterを眺めているとトレンドにちらちらFF14関連なのかスローライフというワードが目に入るようになりました。

「違う!これはスローライフじゃない!」という叫びが多かったのか、「スローライフ楽しい!」という呟きが多かったのかは私にはわかりかねますが、この言葉がFF14界隈においてよく聞かれ、使われるようになったということには間違いありません。

目次

そもそもスローライフとは何なのか?

スローライフという言葉の意味を、耳にはするものの実のところ私は良く知りませんでした。この言葉、『充実した時間を過ごすことに対して使ってそうなイメージ』を持っていましたが、そんな感じだったようです。

曖昧さをもつ、定義のない雰囲気的な言葉

※スローライフという言葉は、スローフードという言葉から派生した和製英語です。

調べてみたところ、Wikipediaによると『曖昧なイメージを伴う言葉である』との記載がされています。「雰囲気的な言葉」ということでしょう。

スローライフ(Slow Life)とは、生活様式に関する思想の一つである。厳密に定義された言葉ではなく、曖昧なイメージを伴って恣意的に解釈、使用されうることに注意が必要である。

引用元:Wikipediaスローライフ

Goo辞書によると、生活の質という言葉も出てきます。

《(和)slow+life》効率やスピードを重視するのではなく、のんびりと過ごしながら、人生を楽しみ、生活の質を高めようとすること。スローフードから派生した和製語。⇔ファーストライフ。

引用元:Goo辞書 スローライフより

また、『ASCII.jpデジタル用語辞典』においては以下のような説明があります。

スローライフとは「人生をゆったりと楽しもう」という考え方。バブル経済以降、日本では企業、文化、生活全般においてスピード化が進み、効率的ものがよいとされる傾向が強くなっている。だが、欧州の生活のように、日本でも人生をゆったりと楽しもうという考え方が「スローライフ」という言葉とともに提唱された。スローライフは地方に根付くゆったりした生活を肯定し、会社においても有給休暇の完全消化、「残業ゼロ」によって生活にゆとりを持たせようという姿勢をもつ。「スローライフ」の発祥は、イタリアで、ファーストフードに対抗して設立されたスローフード協会の運動が生活全般に広がったものだといわれている。

引用元:ASCII.jpデジタル用語辞典 スローライフ

まず、スローライフは田舎暮らしを指す言葉ではありません(大事)。
Wikipediaにある通り「生き方(生活様式)」を指す言葉ではないかと思います。

ASCII.jpデジタル用語辞典 スローライフの説明から考えると、「効率重視」から脱して自分の時間をとり、「生活のゆとりを重視」する生活様式を指す言葉のようです。「生きがい」「生活の質」、転じて「自分の時間を大切にする丁寧に生きる」などということも含んでいそうな言葉です。

「SLOW」の「スロー=ゆっくり」は、スローライフの本質的な意味とあまり関係ないのだね。

しかし「人生を楽しむこと」と「効率的」であることは全てが矛盾しないはず

効率主義にも良い面があり、全てが悪というわけではないはずです。価値観は人それぞれですから、効率的に生きることに生きがいや生活の質の向上を感じるならば、それもスローライフになるでしょう。結局は人の価値観次第という、かなり不確かな言葉であると思われます。

以降、「スローライフ=生活のゆとり」だとか「人生の質を向上させる生き方」的なイメージで記載していきます。

実際のところ、自然を相手にする作業はスローライフとはなりにくい

少しFF4に話を戻します。
なぜ無人島=スローライフとなったのか?というと、スローライフ=田舎暮らしのイメージがあったからなのではないかと思われます。

それは全く違うことだと先ほど書きましたが、実際の無人島開拓は厳しい自然を相手にする作業であり、普通に考えたらかなり過酷なものとなるでしょう。荒れ地を畑に変える作業を経験したことがありますが、これだけでも非常に大変です。(普通に考えて、無人島開拓が荒れ地開拓よりも楽なわけがありませんよね)

この時点で気付くべきだったのだ、タダより高いものは無いと!
(土木作業をする気満々のヒカセン)

荒れ地を畑にした後の農業を考えてみても、作物を植えるために土を作るのも耕すのも、育てるのも、収穫も非常に大変な労働です。自家用として作物を作るにしても、天候に左右され、病気、虫害などもう本当に大変です。

なんで、田舎暮らしがスローライフっていうよく分からない美しいイメージで語られるようになったのか(地方在住者のぼやき)


そういうわけで、個人の価値観次第ではありますが、開拓の途中は、全くスローライフの生活様式に適合しないだろうと私は判断します。苦労しかなくて、人生のゆとりだとかそういうものとは無縁なはずです。

建築開拓は魔法人形くんがやってくれるが、材料はほぼ自力で集めなければならぬ

冷静に考えて見ろ。
岩を砕き、木を伐採し、島中のゴミを拾い集めることのどこがスローライフなんだ?完全なる肉体労働であり生活の質は高まるわけがない。

スローライフという言葉が持つ、雰囲気的なニュアンスが強すぎて、使うのが難しい言葉ですねホント。

真にスローライフとなる日

以下は私の考える無人島スローライフ像です。人にはそれぞれの価値観がありますので、このような考えの人もいるのだ位に流していただけるとありがたいです。

では、「生活のゆとり」を感じながら無人島で充実した時を過ごし、「人生の質」をあげるであろう生活様式というのは、一体どのような状態を指すのかを考えてみました。

  1. たまに自分で全部やって、島の時間と空気を楽しむ
  2. 開拓の肉体労働はほぼ他人にやってもらう(これはもともとかも)
  3. 材料集めも他人にほぼまかせきりできる
  4. 貿易スケジュールもほぼオートで利益が出る(FIREかな?)
  5. 家事全般・作物や動物のメンテも他人にやってもらう

※ Financial Independence, Retire Earlyの略。資産運用などで収入を賄い、早期退職して経済的自立をすることを指す言葉。

つまり大金持ちでは?
FF14でいうとゲゲルジュさんクラス?

ナナモ様も該当しそうですが、自ら肉体労働をして皆と苦労を分かち合われる高貴なお方のイメージがあるので、「スローライフ=生活のゆとり」とは成り得なさそうです。

ゲゲルジュさんレベルの金持ちになる=青船貨を両手に余るくらい手に入れ、魔法人形をアゴで使う用になって初めて、真の意味でのスローライフを満喫できる日がくるのかもしれません。

って思ったけど、大量消費に大量生産でスローライフの思想とは対極になりそうやなあ。

今はアゴで使われている気がしないでもない

数々の冒険をし、そして今からも多くの見知らぬ土地へ冒険をするであろうヒカセン。その疲れた心と体を癒して満たされた時を過ごす「スローライフ=生活のゆとり」としての私の無人島は、まだまだ先のようです。

目指せ、本当の意味でのスローライフ!

アパルトメントのすみっこで、1つの鉢に花を育て、それを愛でる静かな時間こそが「スローライフ」そのものなのではないか?と思ったりもしました。

この記事は、ランク9半ばの開拓に疲れたヒカセンが執筆しました。

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