先月からドレッサー内の処分をしているのだが、一向に進まない。
現実世界リアルゼアとは多少事情が異なることもあり、エオルゼアでの断捨離はとても難しいものだ。というわけで、現最近読んだ本を参考にエオルゼアではどうしたらいいのか考えてみた。
なぜ「エオルゼア」で捨てなければならないか
暁月アップデートがくると沢山の装備が手に入ることは確定事項である。つまりギッチギチのミラージュドレッサーの枠を開けなければならない。
なぜなら古い装備を手放さない限り、新しい暁月装備を手に入れることはできないからだ。
一般的に、モノに縛られた現実世界ではモノを減らすと幸せになる、と言われている。だが、私は「エオルゼアではミラプリ装備をたくさん持っているほど、ヒカセンは幸せになる」と思っている。
なぜならエオルゼアにおいては装備が即変更できること(アーマリーシステム)、たくさんのミラプリを持ち歩ける(ミラプリプレート)ことで「物量」という縛りを持たないことが大きい。(代わりに保存枠というインベントリをとることにはなるが)
ジョブごとに装備があり、着替えるミラプリ装備をたくさん持っている場合はそれぞれのジョブごとにオシャレを楽しむことができるようになる。
そして、たくさんの装備バリエーションを持っている場合はミラプリのバリエーションも増えることになる。SSを撮ることが大好きな人たちにとっては、様々な衣装から様々な雰囲気のSSを撮れるという楽しみを得ることができるのだ。
だから「ミラプリ装備をたくさん持つヒカセン=幸せ」だと私は思っている。
記事タイトルに反するが、私はできるかぎり捨てないことを薦めたい。
そして、私も装備をたくさん捨てたくない。
たが持てる数には上限がある。
だから捨てねばならない。
というわけで、以下に続くのは捨てられそうなものを捨てた後、更にミラプリ用のアイテム枠(インベントリやドレッサー枠)を開けたいと思った時に取捨選択するときの考え方である。
仮想現実世界でのアイテムの持つ価値について
モノには持っている理由がある。「捨てられないミラプリ装備」はどういう理由で所持しているか考えてみると、どうすべきか答えを出す際の助けとなるかもしれない。
エオルゼアにおいて入手が余りにも大変なレアモノは、以下の条件を満たしていても簡単に捨てることをお勧めしない。もう一度欲しいと思っても、同じものや代替可能となるものが手に入るか分からないからだ。レアものに関しては、2度目の入手はないだろうと考えて捨てるか保持するかを決めるべき。
(各自の責任で捨ててくださいますよう、宜しくお願いします)
おおまかな基準の「捨て方」思案
拡張前の苦行。通常時はここまでする必要はないと思う。
- 遺失物管理人から再入手可能な装備は捨てる
愛蔵品キャビネットを使う - 苦せずに自分で作れる装備は捨てても良い
- 用途がダブっていたら捨てる
- 装備の旬が過ぎていたら捨てる
- 捨てづらい銘入りは、一度タンスにいれて消してから考える
- 「いつか使うかもしれない」は捨てる
- ほとんど使わないジョブの装備は捨てる
- 「これ高かった」でも使わないなら捨てる
遺失物管理人で再入手可能な装備は捨てる
愛蔵品キャビネットを使う
アイテム欄にSHOP販売されているか否かの記載があるのでチェックする。
- 遺物物管理人から購入可能なクエスト品は捨てる
- シーズナル装備品などは愛蔵品キャビネットに入れる
- 特定レベルのジョブAFも特定NPCから再購入可能
- 完成した武器育成コンテンツはレプリカを購入可能
(製作途中は購入不可な場合もあるので注意)
とりあえず「装備やミラプリ枠を開ける」ために簡単に捨てられる筆頭アイテム。
「やはり必要だ」となったら暁月後に再入手しに行けばよい。
苦せずに自分で作れる装備は捨てる
制作装備は基本的にクラフターやギャザラーが育っていれば自分で作れる。つまり、捨ててしまっても再入手可能なため、大きな差支えは無い。低レベルで店売りしている装備品も再入手が容易なため、こちらも捨てて問題ない。(下着類や種族専用装備など)
用途がダブっていたら捨てる
例えば)
シンプルで似たようなブーツが複数ある場合、一番使うものを残して他を捨てる。
頭用花飾りが沢山ある場合、よく使う1、2つを残して他を捨てる。
似たような装備が複数あるが、全ジョブで使える万能装備が1つある場合はそちらを残して他を捨てる。
装備の旬/流行が過ぎていたら捨てる
【あの頃はこの装備が流行っていたなぁ…】
エオルゼアにも流行というものが存在する。
クウェインチュレル・ラッフルドレスが実装された当初は色々な方が着て流行っていたが、今となっては数ある可愛い系装備の1つ。
【あの頃流行っていたから買ったけどもう今では着ないなあ…】
この場合は捨てても差し支えないだろう。
捨てづらい銘入りは、一度ドレッサーにいれてから考える
FF14装備には制作者の銘が入る。
大事な人からの贈りものなどの「銘」は嬉しいので取っておきたい場合もある。が、逆に大事な人からではない場合は銘自体が「捨てにくい縛り」となってしまう場合もある。
ミラプリドレッサーに放り込んでしまえば銘が消えてしまうので、銘が捨てる足かせとなっている場合は一度消してしまうと良い。するとアイテムそのものの価値で計ることができる。
「いつか使うかもしれない」は捨てる
いつかくるかもしれない…本当に?
「くるかもしれない」し「こないかもしれない」その日のために、大事なドレッサー枠を埋めているのは勿体ない。
またエオルゼアにおいては「いつか使うかもしれない」装備を捨てても、再度本当に欲しいとなった場合は取りに行けることが大半だ。というわけで捨てる。(最初に述べたように超レア装備はこの類ではないので注意)
自分基準として、ここ1年使ってないと思われるミラプリ装備は捨てることにした。
ほとんど使わないジョブの装備は捨てる
すごくデザインが格好よくて好きだなーと思っていても、着ない装備=やらないジョブに枠を割くほどミラージュドレッサーの枠は無い。やらないジョブの胴装備は1つに絞る、などルールを決めておくと捨てやすい。
「これ高かった」でも使わないなら捨てる
例)今はもう着ないんだけど、クウェインチュレル・ラッフルドレスが実装されたときに高値で買った。なんだか勿体なくて捨てられない。
もう着ていない時点で昔のギルは関係ない。もう使わないのなら捨てていい。
性別が異なるなど、悩ましい装備は眠らせる
リテイナーの雇用人数に枠がある場合は、一度オプションサービスで有料契約をし、「使うかもしれない装備など」を持たせておく。持たせた後は契約を切り、いざ必要となった際に契約して取り出せばよい。
買ってみたものの現在では性別が合わなくなってしまった課金アイテムなども、こちらに保存しておくと便利。また、プレイするキャラクターの性別は固定しておいた方がインベントリ的には優しい。(分かってはいるのだが難しい)
※ギッチギチまでリテイナー枠を使っている場合はこの手段は使えない。
自分の眠っている非常時雇用リテイナーは、今のキャラとは異なる性別用の課金装備、中途半端な段階のミラプリ用EW武器防具、AW武器制作に必要なアイテム類、シーズナル庭具、蛮神や過去零式のトークンなど普段使うことのないものを所持して寝ている。
アイテム所持枠について
キャラクターがもともと持っている枠
- アーマリーチェスト
- インベントリ(140枠)
- チョコボカバン通常枠(70枠)
- チョコボカバン拡張(有料オプション+70枠)
- ミラージュドレッサー(400枠)
- 愛蔵品キャビネット
- リテイナー基本2名(1名175枠)
- リテイナー拡張(有料オプション+1名175枠~)
別途アイテム保存用として使える枠
- カンパニーチェスト(50枠*5)
BIND・EX装備は使用不可
自分は常時リテイナー2名+FCチェスト、常時非雇用リテイナー1名という少ない体制でやっている。
というのも、リテイナーを増やし続けたらリテイナーが居る分だけアイテムが増えていくだろうなと思ったので、もういっそのこと基本的に追加リテイナーは雇わないという選択をした。その代わりにFCチェストを3枠使わせてもらっている。
当然ながらギッチギチのギッチギチなんだけど、私自分がガチクラでないこともあり、最近使う素材だけを取捨選択して残すようにしたことで意外と困らない。にしても、素材アイテムが多すぎる点はどうにかして減らしてほしいと常々思ってはいる。
上で書いたように、常時雇用していないリテイナーには日常的に使わないアレコレを持たせており、数か月に1度くらい必要になった時に雇って引き出す感じで使っている。FCチェストを介してサブキャラを倉庫にすることも考えたのだけれど、やりとりが面倒くさいという理由でやめた。結局サブキャラは、年単位で使わないシーズナル庭具などを持って眠っている。
課金アイテム服が意外と邪魔。
同社のDQ10における課金服は、邪魔になったら処分しても再度入手が可能となっており、かなり便利だ。比べてFF14の課金服は一度買ってしまうと保存用の場所を必要とする。これゆえ最近は買うのを考えてしまうので、どうにかして専用保存枠など対処をしてもらえないだろうかと考えてしまう。(自分は課金リテイナー枠で眠らせているが…)
おわりに
前回の大型拡張である紅蓮→漆黒時に、ミラージュドレッサーの枠が200→400と拡張された。これにより200枠というものを装備置き場などとして便利に使って漆黒を楽しむことができたことを覚えている。
しかし今回の漆黒→暁月においてはミラージュ「ドレッサー」の拡張の話はいまだ無く、ギッチギチのドレッサーをどう断捨離していくかというのが今回の拡張パッチを迎える前の大きな課題となっている。
暁月メディアツアー情報解禁後に追記)
6.x中に「プレート」の拡張の予定はあるらしい。
参考記事(英語サイト):
Naoki Yoshida Talks Balancing Jobs, Glamour System in FFXIV: Endwalker
私が暁月に向けて「捨てなきゃな~」と思い、2021年9月末からぽちぽちと捨て始めて空いたドレッサーの枠はまだ30くらい。前回の200枠を考えるとどう考えても足りないのだ。そのためにリテイナーの雇用が必要なのか、その前に捨てられるものを捨てるべきではないか、そう思いながら最近読んだ捨てる系の本を思い出しながらエオルゼアにおいてはどうすべきか書いてみた。
書いてみた自分の感想は「分かってるんだよ、でも捨てられないんだよ!」
なんにせよ、あと100くらいはドレッサー装備を処分せねばならない。頑張ろう。
つらい。