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スキル名の由来や言語別の違いについて(FF14黒魔導士)

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私はFF7くらいまでのプレイヤーなので、ファイガくらいまでしか知らない人です。サブ黒魔のシャキ待ち中にヒマだったので、黒魔の英訳スキルを見たり語源を調べたりしていたらかなり興味深いものでした。

FF14黒魔法の設定を語るにあたり、黒魔導士のクエストのネタバレニュアンスがあります。未プレイの方はご注意ください。

目次

ファイア・ブリザド・サンダー系

過去作と日本語の魔法名語尾

日本語の場合は基本的に過去作において、語尾に文字がついていく。
私が遊んでいたFFあたりでは大体この3つであった。

ファイア→ファイラ→ファイガ
ブリザド→ブリザラ→ブリザガ
サンダー→サンダラ→サンダガ

FF8やFFTあたりからボチボチと「ガ」の上位である「ジャ」が登場する。

ファイジャ
ブリザジャ
サンダジャ

純粋に名前のランクが上がっていくと強くなるのが過去作からの傾向なので、過去作をプレイしている人ほど「黒魔ではラが範囲魔法になります」といわれないと気づきにくいのが14の黒魔法である。ケアル系はなぜか「ガ」が範囲だし。

この先の魔法が出てきたらどうするのだろう、と常にみんな思っていることだと思う。マテリアはジャ→ハイ→エクス→メガとなっていったが、はてさて…

JEFD言語別にみてみる

どの言語でも日本語みたいに語尾が変わるのかなと思っていたら、言語ごとに派生の違いがあった。ただ訳しているだけじゃないFF14のローカライズは、スキル名でも興味深い。

日本語<J>

語尾なし→ラ(ra)→ガ(ga)→ジャ(ja)

英語<E>

魔法+数字で表している。これなら魔法が追加されても安心。

フランス語<F>

フランス語はエクストラ、メガ、ギガという冠詞表記になっていた。
(え、ここでメガとか出てきてるフランス語のマテリア表記ってどうなってるの…)

ドイツ語<D>

英語、フランス語ときて「ラ」や「ジャ」なんて日本だけなんだなあと思っていたところ、ドイツ語はまさかの日本式。ラ(ra)→ガ(ga)→カ(ka)となっている。「ジャ」じゃなくて「カ」なのは、ドイツ語だとjaはジャと発音しないからニュアンスが違ってしまうからだろうか?興味深いですね。

エノキアン関連

えのきだけ画像:https://photo-room.net/より

何にも考えずにエノキ育成だとかエノキ枯れただとか言っていたけれど、当然ながらエノキダケのことではない。

英語にするとEnochianと書く。フランス語ではÉnochien、ドイツ語ではHenochisch。全ての言語において「エノク語」という言語を指している。先日私は「BLOODSTAINED RITUAL OF THE NIGHT」というゲームを遊びまくっており、そのゲームにこの「エノク語」と、そのエノク語で書かれているという「ロガエスの書」というものが出てきていたため興味が出た。というわけでちょっと調べてみた。

エノク語(エノクご)あるいはエノキアン: Enochian)は、16世紀後半ジョン・ディー霊視者エドワード・ケリーの日誌に記録されている天使の言語とされるものである。彼らはそれは天使により啓示されたものだと主張していたが、現代の一部の魔術研究者は人工言語と見なしている。

Wikipedia エノク語

真偽はともかくとして、現実世界において天使の言語だとか大洪水以前の言葉というものである。

大洪水…。大洪水は過去のエオルゼアにもあった。黒魔法や白魔法は確かとある霊災=大洪水の前に使われており、その霊災以降は禁止された魔法だったはず。これはちょっと面白いな、と調べだしたらとても良い考察記事があった。興味のある方は是非。

この考察記事を踏まえ、再度エノキアン関連のスキルを書き出してみる。

自分にかけるバフ
エノキアン

現実世界ではエノク語という(真偽は不明だが)過去の言語であるものを指す。エオルゼア世界においては洪水の起こる前に使われていたという黒魔導士シャトトが使っていた言葉(呪文?)を指してエノキアン(エノク語)という名前になっているのではないだろうか?

このバフがかかっている間(=エノク語に通じている間)でしかブリザジャ&ファイジャ、デスペア、アンブラルソウルを使うことができない。

なぜ現実世界のこの言語が選ばれてスキル名として使われたのか、ということに関しては上の記事を書かれた方が考察されています。そんでもってシャトト様はどう考えてもFF11のあの方がモデル以外にありえぬ。

エノキアン維持でストック
ポリグロット

ポリグロット(Polyglot)多言語話者という意味を持つ。エノク語というバフをかかっている間にスタックされていくものであることから、古代の禁呪的というか難しめの黒魔法(=ファウル・ゼノグロシー)を操ることができるようになるという意味をもつスタックバフであると思われる。

ポリグロットで使える魔法その1
ファウル

エオルゼアでのエノク語バフを30秒維持して、やっと使えるようになる魔法その1。

英語:Foul。不快、不潔、反則。語源は「悪臭がする」という意味らしい。
フランス語:Infect。英語のFoulとほぼ同義
ドイツ語:Moder。調べてみてもよくわからなかったが翻訳だと沼地?

マイナスなイメージを持つ言葉であるのは間違いない。

つまり、エノク語に通じて理解したあとに放つ魔法が不快・不潔の意味でとるならば「あんまりよろしくないもの」であることは間違いない。スポーツ的な反則の意味でとらえるならば、それこそ反則級の超魔法という意味になるのだろうか。

なんでこの魔法、ファウルっていう名前なのかなとずっと思っていたんだけど、調べてもあまりよくわからず。

ポリグロットで使える魔法その2
ゼノグロシー

エオルゼアでのエノク語バフを30秒維持して使えるようになる魔法その2。

Xenoglossy。日本語だと真性異言というらしい。

学んだことのない外国語もしくは意味不明の複雑な言語を操ることができる超自然的な言語知識、およびその現象を指す、超心理学の用語

Wikipedia 真性異言

ど、どういうことなんだ。エノク語はエノキアン維持で使えているはずだから、もっと難解なシャトト様級の黒魔法の呪文を操るための言語もわかるようになって使った魔法…ということなのだろうか…わからん。Lv70のファウルでちょっとうまくいってなかったところを改良したような、そんなニュアンスでいいのだろうか。

エノキアン中に使える魔法
デスペア

どの言語でも共通して絶望という意味。
(Despair/Feu du désespoir/Verzweiflung)


MP全部もっていけ・・・!絶望をくれてやる・・・!

エノキアン中に使える魔法
アンブラソウル

英語Umbral Soul
フランフ語Âme ombrale
ドイツ語Schattenseele

黒魔導士の火モードはアストラルファイア(Astral Fire)、氷モードはアンブラルブリザード(Umbral Ice)といい、それに乗っ取ったスキル名。その名の通り、この魔法は氷モード且つエノキアン中にしか使えない。ID道中でスイィーン、スイィーンとしている黒魔導士が使っているのはこのスキルである。

ちなみにAstralは日本語だと星極性、Umbralは霊極性だったと記憶している。Astralが「星の~」という意味であり、Umbralが「(星の)陰」というようなニュアンス。

ドイツ語のこのスキル、「Schattenが影」で「seeleが魂」の意味であり、Schattenseeleでシャドウソウルとなるっており、ほかの言語とニュアンスがちょっと違う?と思ったらドイツ語の火モード=アストラルファイアががLichtfeuer(火をつけるの意味)で氷モード=アンブラルブリザードがSchatteneis(影)という名称になっているかららしい。 

星極性と霊極性について詳しく説明してあるロドストの日記があります。
とても分かりやすいです。
ほかの日記もかなり興味深い考察をされている方なので是非是非。
(漆黒ストーリーのかなりのネタバレがあります)

おわりに

正直黒魔のシステムが難解であるのと、レベル帯でスキル回しが変わりすぎてしまうことから「使いづれぇ」と思うことばかりですが、「ファイジャー!」っていうのは日本だけでドイツ語は「フィアカー!」なんだなぁと知れて良かったです。

そして、エノキ関連のバフ設定は「エオルゼアの歴史にヒモついている」らしいことを知ると、とてもワクワクします。

エノキが切れたー!というのは、エノク語がわからんくなってファイジャとか使えなくなっちゃった結果、ただの呪術師になっちゃった…というのは設定的にも正しいということも知れてよかった、か。(エノキ切らしたらだめです)

参考ページ
Wikipedia ファイナルファンタジーシリーズの魔法形態
ファイナルファンタジー用語辞典 魔法/【ジャ系魔法】
Wikipedia エノク語
Wikipedia 真性異言

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