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ヒーラーの種類と特徴について 5.2

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初心者の方へ向けた「ヒーラーとはなんぞや」からヒーラー3つの違いのファジーな話。

目次

FF14でのヒーラーは攻撃できる回復役

FF14ではロール性なのでジョブごとにやることが決まっている。

タンク 敵視をとりターゲットを受け持つ+攻撃
ヒーラー PTのHPを回復する+攻撃
DPS 攻撃

なんと全員攻撃役。

世の中にはヒーラーが攻撃してはいけないゲームもあったりするが、FF14のヒーラーは回復だけではなく攻撃してよい。HPを回復する必要が無い時は攻撃魔法を使ってみるとよい。ただし攻撃ばっかりしてPTメンバーを落としてはいけない、ヒーラーロールの一番の役割はPTメンバーを戦闘不能にしないことである。

ヒーラーの種類と用語について

ヒーラーにもHPを戻すことが得意なピュアヒーラー(PH/PureHealer)、障壁を張れる=バリアを貼れるバリアヒーラー(BH/BarrierHealer)の2タイプが存在する。パッチ5.xではどのヒーラーも両方のタイプのスキルを使うことができるので、得意不得意あれどもジョブ間の回復性能の違いは薄くなってきている。

メインシナリオを進めてIDに行ったり討滅戦を行ったりするときに、回復能力が足りないとかジョブ性能の差でクリアできないとかそいういう問題は全くないので安心して好きなジョブを選べば良い。

[個人的な意見]
強いジョブや有利なジョブを選びたいと思う初心者の方もいると思います。しかし当然ながら仕様変更やナーフもあるし、コンテンツによっての相性問題が発生する場合も勿論あります。

しかし、ジョブの性能とジョブ同士の組み合わせの問題を考えなくてはならなくなるのは「現在実装されているパッチの高難度コンテンツに行く場合」くらいです。そのコンテンツにヒーラーとして参加するにはヒーラージョブ3つ全てのスキル知識(というかタンクやDPSも含めて全ジョブのスキル知識があった方が良い)がなければ上手く立ち回ることは難しいでしょうし、ジョブ人口がとても多く席の取り合いをする場合や攻略法により自分のジョブの席がない場合だってありえます。というわけで、1つのジョブにこだわらず複数のジョブを使えるようにしていた方が絶対的に良いと思っています。

つまり高難度を前提とするならばヒーラーに限らずいろんなジョブを結局触って勉強することになるため、最初は気になるジョブを上げてみて良いんじゃないでしょうか。

用語

説明する段階で出てくるもの。主にFF14での意味。

  • バフ:良い補助スキルや魔法の効果。バフ使いな職をバッファー(バフ+er)と言ったりする(FF14だと占や踊が該当しそう)。例)攻撃力が一定時間上がる クリティカル発動確率が一定時間あがる など
  • デバフ:悪い補助スキルや魔法の効果。バッファーに対抗してデバッファーという単語もあるが、現在のFF14にデバッファーは居ない。例)一定時間毒になったり暗闇になったり。
  • DOT:Damage over Time。スリップダメージ。FF14だと3秒毎にダメージが入っている。対義語にHOT。
    例)エアロ、バイオ、コンバスなど
  • バリア:HPの上にバリアを付与してダメージを肩代わりしてくれる障壁的なもの。現在ではHPバーの上に追加でバリアゲージが現れ、どれくらいのバリアがあるのか視覚的に見えるようになっている。いい世の中になりましたね~。
  • 軽減スキル:バリアとは異なり敵の攻撃ダメージ自体を減らす効果のあるスキルのこと。全てのジョブがなんらかの軽減スキルを所持している。物理ダメージを減らすもの、魔法ダメージを減らすもの、ダメージ自体を減らすもの等。
  • オーバーヒール:最大HPを超えた余剰回復。
  • プロテス:5.0で無くなった。PTメンバーの防御力を上げるバフでコンテンツ開始時に使うスキルだった。現在ではPvPコンテンツにのみ存在している。
  • ストンスキン:白魔導士のバリアスキルだったがこちらも5.0で無くなった。
  • AF:アーティファクトの略。ジョブ専用装備(主に防具)のことをアーティファクトと呼ぶ。Lv50-AF1、Lv60-AF2、Lv70-AF3、Lv80-AF4という風に呼ばれている。各レベル帯の最強装備ではないが、ジョブのイメージ装備なのでかっこいいしモチベにもなるので地味に大事なポイントだと個人的には思っている。

ヒールの種類

  • インスタントヒール:インスタントスキルのヒール、つまり即回復。詠唱が無いので移動しながらワンポチで使える。非常に使い勝手が良いので主力。しかし便利な反面、再使用までが長かったり回数制限があったりする。なお、白のハートオブソラスはインスタント発動だがGCDがある。
    例)テトラグラマトン[白] 生命活性法[学] ディグニティ[占] など
  • GCDヒール:詠唱があるヒール。(設定上たぶん)主役ヒール。・・・なんだけど、動けない時間が発生するのと詠唱→発動までに2秒程度かかるので使い勝手は良くない。レベルが上がって慣れてきたら、インスタントヒールをメインにしつつそれを補う形でGCDヒールを使っていくと良いだろう。
    例)ケアルやフィジク、ベネフィクなど 
  • HOT:Heal Over Time。持続回復。いわゆるリジェネ的なヒール。総回復量でみると結構な回復量があるものが多い。対義語にDOT。回復が発動した時点でヒーラーに敵視が発生するのでつかうタイミングに注意。
    例)リジェネ、メディカラ、アスペクト・ベネフィク[ダイア]、光の囁きなど
  • バリアヒール:HPを回復する分とバリアが付く分のあるヒール。バリアがある分なのかHP自体はあんまり回復しない=回復する能力の低いヒール。HPを戻すためにはダイレクトヒールを使った方が良い。
    例)鼓舞激励の策、アスペクト・ベネフィク[ノクタ] など
  • ダイレクトヒール:バリアのヒールに対して「直接HPを回復できるヒール」のことを指す。

 

※ GCDとはグローバル・クール・ダウンの略。スキルが持っている共通する大体2~3秒のディレイ。スキルつかったらぐるぐる回るアレの時間。そしてこの共通ディレイを持つスキル・魔法群のことをGCDスキルと呼び、ヒールの場合は上の説明のようにGCDヒールなんて呼ばれたりする。

白魔導士:ピュアヒーラー(PH)

AF4+杖一式

大きく減ったHPを大きく戻すことが得意なヒーラー。幻術士(グリダニア)からLv30でジョブクエストを受けることにより取得可能。PT全体が大ダメージを受ける攻撃もサクッと戻す手段が複数ある絶対的なピュアヒーラー。強力な軽減スキル(Lv80)と使い勝手の良い単体バリアも所持。略称はHWM、ジョブアイコンは杖。

『使いやすい分かりやすい』そしてお手軽に『強い』。迷ったらとりあえず白魔導士にしとこう的な使いやすさ。それゆえか人口がとても多い。

Lv74あたりから「ヒーリングリリー」を使用してGCD有のインスタントヒール+攻撃をしていくようなジョブになる。青いお花が1個さいたら1個インスタントヒールが使え、青いお花3つ使ったら赤いお花が咲く=攻撃魔法「ハートオブミゼリ」が使えるよ!という感じ。

攻撃面

範囲攻撃ホーリーにスタンが付いてくる強者。Lv74で使えるリリーを使った前述の「ハートオブミゼリ」という攻撃スキルは色々ステータスやバフを盛り、運が良ければ10万ダメージを超えてくる・・・というヒーラーらしからぬロマン砲である。

見た目について

いまのところすべてのAFがFFシリーズの白魔導士イメージのものばかりであり、どちらかというとかわいい系か。Lv50のAF装備は歴代の白魔導士まんまな感じで人気の模様。メインは武器は両手杖(Lv50~)。杖は大きいため非戦闘状態でも目立ち、装備し甲斐がある。ジョブモチーフは百合の模様。

Lv80になったら光る羽が生えるスキルを使えて目立つ。

ケアルガについて

ケアル:単体小回復
ケアルラ:単体大回復
ケアルガ:範囲大回復(範囲は極狭)
メディカ:範囲回復
メディカラ:範囲回復+持続回復(Lv50~)

 

FF14でのケアルガは最強回復魔法ではございません・・・。他FFシリーズを遊んで14を始めた人には紛らわしいのですが、基本的に一人のHPを回復するときはケアルラもしくはケアル、範囲で回復したいときはメディカ(メディカラ)を使ってください。

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学者:(バリアヒーラー:BH)

AF3+ZW+妖精さん

DPSロールである巴術士からLv30でヒーラーである学者へ転職可能(リムサ・ロミンサ)。巴術士は学者と召喚士の2つへのジョブが取得可能になっており、両者のLvは巴術士として共通しているので学者のレベルを上げれば自然と召喚士のレベルも上がっていく・・・という特徴がある。略称はSCH、ジョブアイコンは眼鏡らしい。

「エーテルフロー」(Lv45~)という「フロー」を使ってスキルを使っていくタイプ。このフローを使うスキルが全体的に強力なのだが、基本的に1分間に3回までという制限がある。Lv60になったら妖精を消費してフローを増やすという荒業を覚える。妖精さんごめんなさい。

学者は「HPを戻す白魔導士」に対し「軽減やバリアで被ダメージを減らすことに特化していたバリアヒーラー」だったが、5.0からは持続回復やインスタントヒールにHOTなどを複数所持することになりピュア側に寄ってきている感じがある。実は瞬時にHPを戻す、というインスタンスヒールも得意であり、現在ではHOTも充実してきたためレベルキャップ帯では万能ヒーラーという感じがする。(ただし何度も瞬時に大きくHPを回復することに関してはピュアヒーラーにはかなわない)

フェアリー(妖精さん)の単体ヒールが5.xから全自動化されたため操作も大分優しくなっており、ほっといても妖精さんがHPの減った人を自動で回復してくれる。攻撃面では連環計(Lv66)という強デバフスキルを持つのが特徴。

スキルアイコンが緑だらけなのと漢字スキルだらけなことにより、スキルを覚えにくい。

見た目的な特徴

フェアリーが常にそばを飛んでいるのでちょっとファンシー(かも)。AFは学者っぽいカチっとしたものが多いものの女性キャラだとニーハイ+ミニスカートなども散在。男性キャラだと知的に見える感じのものとなっておりなかなかに格好良い。

全体的に魔法エフェクトが地味なのと、武器が本で小さく戦闘中も非戦闘中も目立たない。ついでに本を構えながら走るとなんだかドタドタ走る感じがする。

エオスとセレネは昔は性能が全く違ったけれど今では全く性能が同じ。見た目が違うだけなので好きな方を出せばよい。エオスが黄色でセレネが桃色。

ジョブモチーフは妖精さんだろうか。妖精の羽を模した本などがある。

バリアヒールのMPコストについて

スキルの説明を読むと分かるのだが、バリアヒールは回復分に対するMPコスパがあまり良くない。低レベル帯などでプレイヤーのHPを戻して連打したい時などにバリアヒールを連打するとMPカッツカツになりがち。HPを戻すGCDヒール手段としてフィジクは普通に実用的。

またバリアを張るためだけにHP満タン状態のキャラにバリアヒールを使うのは、HP回復分のMPを捨てることになるオーバーヒールになってしまう点にも留意しておく。

フィジク MP400 回復力400
鼓舞激励の策 MP1000 回復力300+バリア回復量125%
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公式ジョブガイド 学者

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占星術師(PH/BH)

AF2+イディル武器

イシュガルドに本部とクエストがあるのでメインシナリオを蒼天編まで到達しないと取得できないジョブ。スキル名が天体や占星術に関するもので、カッコイイんだけどなじみのない名前が多く覚えにくい。略称はAST、ジョブアイコンはカードがモチーフ。

カードでPTの攻撃力を上げられるバッファー型ヒーラー。持続回復であるHOT型スタンス(Lv30~)とバリアヒール型スタンス(Lv50~)を自分で選べるのが大きな特徴。

基本的に白学どちらかのヒーラーをある程度体験してから占を触ってみることをおススメする。というのには理由があり、「ヒール作業」に加えて「カード操作」が加わってくるため絶対的な操作量が多い。カードばかりに集中してたら当然ながらPTメンバーを落としてしまので、白学などでヒーラーとしての動きに慣れた状態でカードの操作を加えていったほうがやりやすいのでは。

設置型時限発動スキルの「アーサリースター」、動けない「運命の輪」、スタンスごとに性能の変わるスキルなどクセのあるスキルが多いのも特徴。

スタンスの使い分け

8人PTでヒーラーが二人いる場合、もう一人のヒーラーが白魔導士なら基本的にバリア型のノクターナルセクト、もう一人のヒーラーが学者ならHOT型のダイアーナルセクト、もう一人のヒーラーが占でかぶっていた場合は早い者勝ち(だが両者のスタンスがかぶらないように)。

IDなど4人PTでは好きな方でよし(不慣れでMPがきついならダイアで白魔導士的なHOTメインの方が楽ではないだろうか)。戦闘中はスタンスを切り替えられないが、非戦闘中は切り替え可能なので非戦闘中にバリアスタンスでバリアを張り、戦闘開始前にHOTスタンスに切り替えて戦闘中はHOTを使う、なんていう器用なことも可能。(可能なだけで、その都度スタンス切り替えをする必要はありません 一応)

見た目

女キャラだとすごく服がオシャレでエキゾチックでかっこかわいい。魔法がキラキラ、天体モチーフ。つまり全体的にファンタジックで綺麗なSS映え最強ヒーラー。男キャラだとなんか、うん私は嫌いじゃないですけど他ジョブに比べると比較的フリフリですね。い、嫌ならAF着なきゃいいんだし・・・。

AF3(ミドラン男)

武器は構えたときは綺麗なのだけど非戦闘時に背中に背負うので、装備によってはちょっと変テコになる。腰にカードデッキをぶら下げているのでちょっとだけデュエリスト気分になれ・・・る。

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