MENU
カテゴリー
アーカイブ

FF14 初心者向け ヒーラーの基本

当ページのリンクには広告が含まれています。

久しぶりにLv1からレベリングをしたついでにLv50くらいまでのヒーラーの基本の動きについてまとめました。(ヒーラーの攻撃と回復について叩き込んでくれた前固定のリーダーに感謝を。)

あくまで私が考えていること、感じていることがメインであり、一般的な常識と違うところもあるかもしれませんことを注意書きとして最初に書いておきます。


ヒーラーはHPの回復・蘇生もできて攻撃もできるジョブです。

FF14の世界では基本的にどの戦闘ジョブも攻撃することでPT貢献ができる設計になっています
ヒーラーは回復がメインの仕事ですので、それはお忘れなきよう…。

目次

PTに参加する前の座学

ヒーラーがPTで一番大事にする仕事

自分がヒーラーで一番大事だと思っているのは、タンクを戦闘不能にしないことです。次いで、自分自身が戦闘不能にならないことです。
回復や蘇生をするヒーラーが落ちてしまうと詰みとなります。

タンクが落ちるとヒーラーがタゲられて落ちます。
そのために、タンクのHPが減ったら回復するのが主の仕事です。

DPSが被弾した場合やボスでの全体範囲攻撃でもPTメンバーのHPを回復して戻します。

PTメンバーHPが潤沢な時は回復する必要がありませんので、その時は棒立ちせずに攻撃魔法を使って攻撃しましょう。

私個人としては戦闘不能にしないことが一番大事なので、HPは常時満タンに戻す必要はないと思っているヒーラーです。

戦闘不能者へ蘇生をする

戦闘不能になったPTメンバーがいたらレイズ/リザレク/アセンド/エゲイローで蘇生します。
蘇生魔法は詠唱8秒、消費MP2400というかなり重い魔法です。

Lv18で覚える迅速魔(リキャスト1分)を使うと素早く使うことができます。

DPSロールにも蘇生できるジョブがいます。
召喚士はLv12でリザレクを覚えます。
赤魔導士はLv64でヴァルレイズを覚えます。

DPSロールでも蘇生ができます!といってもヒーラー同等に蘇生魔法の負担は重いものです。DPSの本来の役割は攻撃することなので、任せっきりにせずヒーラー側が蘇生できる場合はヒーラーが蘇生しましょう(蘇生がかぶる場合もありますが、これはしょうがない)。戦闘不能者が多い場合、蘇生持ちDPSジョブは率先して起こしましょう。立て直しが楽になる可能性があります。

いつも召さん赤さんありがとう。

状態異常を回復する

上向きのアイコンがバフ、下向きのアイコンがデバフです。

バフ:良い効果の魔法やスキル
デバフ:悪い効果の魔法やスキル

がついているデバフはエスナで解除することができます。

公式ジョブガイドより
解除できるデバフたち byモルボル

線のないデバフはエスナで消すことができません。

これは回復したり耐えるしかない持続ダメージのデバフ

MPを回復する

ルーシッドドリームというLv24のロールアクションがあります。レベルが低いうちのヒーラーは回復魔法の連打でMPが尽きやすいため、MP8~7割切ったら使ってMPを管理する癖をつけましょう。

公式ジョブガイドより

このスキルの他、各ヒーラーごとにMP回復や消費軽減をするスキルがあります。

白魔導士:アサイズ(Lv54)
学者:エーテルフロー(Lv45)
占:ドロー(Lv30)
賢:アダーガルの消費

回復の考え方の基本

例)ケアルをメインで使う白魔導士さん。


1回で300回復するとします。

つまり、HP1000のタンクさんの場合、HPが700切ったら回復すると無駄がなく良いですね。

自分の回復量を知っておくと、PT中に良い感じで戻していけます。実際の数値は把握しておらずとも、大体HPバーの3割くらい戻るなあ、などという感じが分かっていれば十分でしょう。回復してないときは攻撃魔法を使って攻撃してOKです。あなたが攻撃すればするほどPT全体としての攻略速度が速くなり、DPS面での貢献ができるようになる=いろいろと進行が楽になります。

特に低レベルの学者においては、タンクのHPが非常にヤバイときには『鼓舞激励の策』ではなく巴術士時代の『フィジク』の連打の方が強力な場合がよくあります。詠唱速度も速く、消費MPも少なく、HP事態を回復させる力が鼓舞激励の策より優れているためです。

オーバーヒールについて

上の例でタンクのHPが900くらいの時に回復してしまうと、実際に回復するのは100だけです。

つまり回復分200は無駄になってしまったのだ!

これをオーバーヒールや過剰ヒールといいます。

HPが満タンなのに、リジェネやケアルを延々と唱え続けるのは完全に無駄な行動です。HPが減ったら回復するという流れは基本的にLv80になっても変わりませんので、回復量を意識しておくようにしましょう。

慣れてきたら、攻撃と回復のメリハリがついてPTのHPをコントロールしている感が出てきて楽しくなってきます。

理論上はそうなのだが…

自分が実際にプレイしていた際、ケアルラでタンクさんのHPのを5割戻せる状態のIDがありました。タンクさんのHPが4割くらいでケアルラをするとほぼ満タンになりちょうどいい感じでした。が、タンクさん的には「HP大丈夫なのかな」とハラハラすると思うので「なんかほんとすみません」という少し申し訳ない気持ちになりました

野良PTの場合は多少オーバーヒールしてもPTメンバーに安心感を持たせるのも、違う意味で大事な場合もあると思います。ここあたりがCFでは難しいところです。

どの回復スキルがどのくらいの回復力をもっていて、消費MPはどんなもんなのか、というのを知っておくのも大事です。公式のジョブガイドを覚えなくてもいいので、なんとなく眺めておきましょう。

ヒーラーは回復だけでなく攻撃もしなければならないの?

回復する仕事がない場合は攻撃をするのがFF14のヒーラーです。といっても、攻撃するために必要な回復を減らしてPTメンバーを戦闘不能にすことは本末転倒です。本業の回復はきちんとしましょう。

ヒーラーに対する攻撃貢献を求められるのは高難度コンテンツでの話になります。フツーにレベリングIDに参加するヒーラーに対して過度の攻撃を求められることはありません。気楽に回復しつつ適度に攻撃してください。

Lv45~46あたりで範囲攻撃を覚えたら、基本的に3体以上敵がいる場合は範囲魔法をぶっ放してください。2体以下の場合は単体攻撃でOKです。

装備を整えて回復量を上げる

装備を整えることでステータスが上がる=回復量が上がり、タンクのHP維持が楽になります。挑むダンジョンの一つ下くらいの装備品を装備していれば大丈夫だと思います。不安があるならマーケットボードで高いレベルの装備を整えるのもありです。自信がない場合こそ、それを補うための装備を整えるのも大事です。ダンジョンに対して装備のヒーラーの装備レベルが低すぎる場合は回復量が低いため延々と回復を続ける羽目になり、MPが不足、結果として攻撃もほとんどできなくなるためせん滅速度も落ち、戦闘時間が長くなる=回復がもっと必要になるという負のスパイラルに陥ります。

また、ダンジョンや討滅戦には最低限のアイテムレベルが設定されている場合があります。その場合はきちんと装備をそろえる必要があります。

きちんとクラスクエスト(ジョブクエスト)を進める

大事なスキルは大概クエスト報酬に設定されています。どのヒーラージョブでもジョブクエストをきちんとしておかないと回復手段が増えませんので、きちんとクエストを進めておく必要があります。

また幻術士→白魔導士など、クラスからジョブへチェンジするとステータスが上がります。Lv30になったらジョブへの転職クエストを進めましょう。

幻術士の場合

Lv32IDブレイフロクスからはジョブ「白魔導士」での参加をお勧めします。

Lv28IDのハウケタも、白魔導士になってケアルラが使えるようになってから行くとかなり楽です。そんでもってLv44IDのゼーメルはホーリーを習得した後に行くと敵のせん滅速度が上がり、非常に楽です。

HUD/UIを見なおす

初期のHUDは使いづらいので、自分が使いやすいように徐々に配置を変更していきましょう。FF14のHUD/UI設定はかなり自由度が高いのでいじり倒せます。最初からこれだー!という配置にはならないので、少しずつ改良を加えて使いやすい形に作り上げていきましょう。

私の学者はこんな感じです。

画面右半分つぶれてますが、やりやすいんじゃよ

自分がどこにいるか見失いやすい場合や、フェアリーを見失いやすくなる場合等は名前の色を変更するということも可能です。自分は見失うのであれこれ変えています。

PT時の動き 実践編

PTリストの見方

ジョブアイコンは、青がタンク 緑がヒーラー 赤がDPS です。

デフォルトだと上から順に自分、タンク、ヒーラー、DPS
の順で並ぶようになっています。

敵視

一番左側の数字は敵視の順位です。ターゲットを取っている場合はAという表示になります。この場合だとタンクがターゲットを取っている状態であることを示し、次いでヒーラー、DPSの順で敵視を取っている状態です。ちなみに敵視が僅差の場合は敵視数字の横のゲージで敵視の強さが分かります。

[L]という文字はPTリーダー

□で囲まれたLはリーダーを指します。CFの場合はランダムで設定されている模様?通常なら特に仕事はありませんが、CFの場合のメンバーの補充はリーダーが設定する必要があります。

上から1234…

PTの並び順です。マクロ等で上から並んでいる順に設定する際に使用されます。デフォルトだとタンクは4人PTの場合上から2番目と決まっています。PTの並び順はキャラクター設定で変更可能です。

/ac ケアル <2>

こんな感じでマクロを作る場合の<2>という数字にあたります

レベルシンクマーク

〇にSのようなマークはレベルシンクのマークです。該当コンテンツよりレベルが高い場合にシンク=実際のレベルがダンジョンの適正に下げられます。

▼はHP満タンではないときのマーク

HPバーの下に▼のマークが出ていることがありますが、これはHPが満タンではないことを示しています。HP満タンにする必要があるギミック等のときに活用されます。

バフやデバフ

表示するバフ/デバフ数はキャラクター設定で変更できます。
ほかのPTメンバーのバフ・デバフを確認することができます。

立ち位置はタンクの後ろ

タンクより先に歩かないようにしましょう。自分が敵グループすべてからターゲットされたらHPが溶けます。ヒーラーは戦闘不能にならないように立ち回る必要があります。

戦闘開始してタンクがターゲットを取り終わる数秒の間、あれこれ敵視の発生するスキル(バリアなど)を使うとまだ確定していない敵の敵視が動いて敵視UP効果のあるスキルを使った人に向きます。タンクが敵視を取り終わるまでは待ちましょう。

タンクが敵視を取ったら敵の名前の色が変わります。敵の名前の色が変わったのを確認してから攻撃や回復等の行動に移るようにしましょう。

補足

タンクが攻撃を開始して敵視を取っていても、その敵視が安定するまでにタンクの敵視を上回る回復や強攻撃をすると、ターゲットがヒーラーやDPSに向く場合があります。

リジェネ等は注意

先に述べたように戦闘開始してタンクがターゲットを取り終わるまでにあれこれ敵視の発生するスキルを使うと、敵の敵視が動きます。

特にリジェネなどのHOT(持続回復魔法)は回復が発動するたびに強い敵視がヒーラーに向くので、必ずタンクがすべての敵のターゲットを取ってから使うようにしましょう。ついでに前の戦闘のリジェネが残ったまま次の戦闘を開始すると、ヒーラーにすべて敵視が飛んでくるので使うタイミングも気を付ける必要があります。

学者の場合、タンクのHPを減ったまま(自然回復させてる状態)で次の敵グループに行くと妖精さんが回復して敵視をヒーラーに持ってくる場合が多々あります。(これは仕様なのでどうしょうもねえ、タンクさんごめんなさい)

賢者だと、攻撃することでタンクへの回復が発生しするため(複数グループをまとめる時など特に)タゲがよく賢者へと向かってきます。

補足
  • かけられたリジェネは、かけられた側の操作で消すことができます(マウスなら右クリック・もしくはマクロの使用でリジェネを消せる)
  • 戦闘前にタンクにリジェネをかけて、ヒーラーがタンクと並走するという戦闘スタイルもありますが、野良CFでは素直に戦闘開始後にタンクがタゲを取ってからリジェネをかけた方が無難かと思います。

敵にターゲットされて殴られたら

タンクのそばに行くべし。
タンクの範囲攻撃の中に入ってタゲを取ってもらいましょう。

遠くに逃げてしまうと、タンクがその敵をターゲットすることが大変になります。変な方に逃げたら更にリンクしてしまうなど事故になったりもします。

範囲回復魔法を使う際の立ち位置

メディカ等の範囲回復スキルには【届く範囲】が設定されています。

  • メディカ15m
  • ケアルガ10m
  • メディカラ20m
  • 光の囁き(フェアリー中心)15m
  • 士気高揚の策15m
  • ヘリオス系15m
  • プログノシス系15m

基本的に詠唱者中心の半径15mです。
ケアルガは少し狭いのとターゲット指定をする必要があるので注意が必要です。
PTメンバーが散開している場合は、全員に届きそうな場所に自分が移動して使う必要があります。

ヒーラーからのお願い

遠隔DPSが一人だけ遠く離れて戦っていることがあります。この場合、遠すぎるあなたにだけ回復魔法が届かず個別に回復する必要があります…。というわけで、少し中央より(ボスから7m以内くらい)で戦ってくださると嬉しいです。

おわりに

自分は前のMMOから数えると10年くらいメインジョブをヒーラーで遊んできました。そんな自分なのですが、最近タンクをすることが多くなりためフレンド氏にヒーラーをお願いしたら「ヒーラーってなんか怖い」と言われたので、ヒーラーについて書き出してみることとなりました。

CFだと特に色々な人がいるため、不安になる事案が多いのかもしれません。

タンクよりも戦闘不能になれない要ジョブであることから、初見ID等で不安がある場合は別のロールで参加してみたり、予習してから参加するのも全然ありだと思います。またPT募集機能を使い、理解があるPTメンバーを集めてヒーラーのID練習をするのも良い方法です。

PTのHPをコントロールしつつ、自分もガンガン攻撃していけるヒーラーはとても楽しいロールだと自分は思っています。


自分のマクロの話

主に咄嗟に使いたいスキルにマクロを使用しています。
こんな人もいるんだなぁ程度に見てくださると嬉しいです。

自分はマウスキーボードですのでその話になります。以前は占でのカード配布用に大量のマクロを使っていましたが、現在はカード配布にMOマクロとキーバインド変更でマクロは使わなくなりました。

設置系マクロ

あると便利だと思うのは設置系マクロです。
ヒーラーだとアサイラムや学者の陣、アーサリースターで使っています。
(これは暗黒騎士のソルトアースでも便利です)

なんと設置スキル1個に3つのホットバーを使っています。

  1. 手動で位置を調整して使う普通のホットバー
  2. 自分の真下に置くマクロ用
  3. <t>下に置くマクロ用

自分の真下に置く場合のマクロ

/ac アサイラム <me>
/micon アサイラム

ターゲットを指定して設置する場合

/ac アサイラム <t>
/micon アサイラム

設置系スキルはどのヒーラーでも手動+マクロ2つの合計3つを並べて使い分けています。特に学者の陣など瞬時に置きたい場所に置けないと意味がないので、設置スキルは保険として2か所=6枠のホットバーがあったりします。

自分ケアルガ

ケアルガは咄嗟に使いたいことがある点、誰をタゲるとか考えてたら間に合わない、というわけで自分中心マクロを組んで使っています。PTメンバーが10m枠に入るように自ら走りこんでケアルガをしてます。

/ac ケアルガ <me>
/micon ケアルガ

MT/ST用

深謀遠慮の策やディヴァインベニゾン、シナストリーなど、このタイミングで即タンクへ使いたい!というインスタントスキルはマクロを使っています。それぞれMT用の<2>とST用の<3>で組んでそれぞれ2枠。

/ac 深謀遠慮の策 <2>
/micon 深謀遠慮の策

PTの並び順はデフォルトだと必ずタンクが2番目になるので<2>として使えます。STは3番目になるので<3>としています。

8人PTでタンクが2名いる場合はどちらがMT/STになるかわからない場合もあるので手動でPTリストの並び替えが必要となってきます。

  • MT(メインタンク):主にボスのタゲを受け持つ係 最初からスタンスONで判断
  • ST(サブタンク):ボスのターゲットを受け持たないタンク 英語だとOT(オフタンク)

MOマクロ

MOとはマウスオーバーの略です。

なんとなく、本当になんとなくMOマクロを使っています。別になくてもよいんじゃないかなとも最近思います。スキルを使いたいキャラクターの上にマウスをもっていって、ポチればそのキャラクターにスキルが発動します。キャラの上でもPTリストの上でもOKです。

白魔導士のハートオブソラスで使用しています。

/ac ハート・オブ・ソラス <mo>
/micon ハート・オブ・ソラス

ちなみにキャラクター設定>操作設定>マウスで「自分をクリックして~」の項目にチェックを入れておかないと自分自身がMO対象にならないようなので注意。

フォーカスターゲット(FT)

これはヒーラーに限った話ではありませんが、全ての戦闘ジョブにおいて設定しておくと便利な定番系です。特にヒーラーはPTメンバーをタゲったり敵をタゲったりとターゲット対象が頻繁に変わるため、見落としを防ぐ意味でのフォーカスターゲットは非常にありがたい存在です。

最近はもっぱらボス専用ですが、慣れるまではタンクをターゲットしたりもしていました。

/focustarget

全ジョブでホットバー2段目の右端の!マクロがFT
戦闘開始時にすぐにポチれるようにしています。


修正:2022-05-22 賢者追記とケアルガ修正
初稿:2021-03-11

  • URLをコピーしました!
目次