2週間くらい有料WPテーマのSWELLを使ってみた感想。
すごく、イイ!
更新が続いてるのが何よりも証拠。良い評価しか聞かないからステマなんじゃないか…?!と疑っていましたが、実際かなり良かった。何回も言うけどとても使用感が良かったので、忘れないうちに書いておきます。
ちなみにうちのブログはネトゲ日記&考察ブログであり、かなり1記事に沢山の画像を扱っています。
Cocoonからの変更でした
無料テーマの代名詞たるsimplicity時代からCocoonを長らく使用してきました。無料テーマとしては申し分はありませんでしたが、最近ではアクセスの6割以上を占めるスマホ表示の際の細部の調整が上手くいかず、メンテナンスにかなりの時間がかかるようになりました。
時間がかかる割に表示は重いし上手く思ったように表示はされないし、と頭を抱える事態になったのが9月末。結果として記事を書くという本業(?)がないがしろになりつつあるという現実にかなり悩んでいました。
【Cocoon】は作者のサポートもあり、使っている人も多いことからカスタマイズの事例も多く、無料テーマではこれ以外ないのではないかというくらい使いやすいオススメのテーマです。
なんだかんだ言ってもブログは結局記事の中身での勝負なので、良い記事を書けばよいと言われますが、
じゃあその記事自体が読みにくかったら?
読みにくくてブログを即離脱してしまっていたら?
そう思ったら夜もよく眠れて1日3食しか食べられなくなりました。思い悩んだ私はよそのスマホで見やすいブログさんはどのようなテーマを使用しているのだろうかと調べたところ、自分が見やすいと思ったブログさんは全て有料テーマを使用していたという驚愕の事実に直面しました。
有料テーマだと…?
そんなものを使っているブログがこんなに沢山あるだと…??!
目からうろこでした。
ブログなんてのは「いかに金をかけずに無料のサービスを使うか」、というFC2ブログ時代からの基本無料なイメージが私の頭の中には染みつきすぎていたようです。そうか、自分でできない技術にはきちんと対価を払うべきで、それで更新するのも閲覧するのも快適になるならWinWinなのだな。
私は有料テーマを使用する決意を固めました。
「もうスマホの閲覧環境の改善のために、これ以上の時間を費やすのは嫌だ!」
有料テーマは名前の通り有料ですが、カスタマイズや更新のしやすさの「時間」を買っているようなものです。
実際に適用してからブログに対峙するときの時間の使い方がかなり変わりました。現状まだカスタマイズの途中なので調整は細々としていますが、根本的な表示の調整なんていう細かい調整作業は皆無です。ほぼブログと向き合っている時間は下書きを打っていたり画像を加工したりする時間になりました。これはマジですごいよ。
今回私はSwellを購入したのでSWELL寄りになりますが、有料テーマは避けるべきものでは無く、技術料の対価として購入する価値のあるものだと私は思います。高かったけど。
書くことが楽しくなる、書くことに集中できる、それが有料テーマの強さ。そんでもってテーマはブログが若いうちに適用していた方が良いなとも思いました。300記事超えて修正作業するのはしんどすぎた。
迷った有料テーマ
今時の有名どころでうちのブログにあっていそうなタイプだと、こんな感じだと思う。
価格 | 使える数 | 私の感想 | |
SANGO | ¥11,000(税込) | 複数サイト使用可能 | お安い 丸っこくて可愛い |
STORK19
| ¥11,000(税込) | 1回の購入で1サイトのみ | スマホ表示が特に見やすい |
SWELL | ¥17,600(税込) | 複数サイト使用可能 | ブロックエディタに強み |
JIN | ¥14,800(税込) | 複数サイト使用可能 | シンプル系 |
WING(AFFINGER5) | ¥14,800(税込)※1 | 複数サイト使用可能 | 本気の人向け |
有料テーマって5000円くらいだろと思ってたら余裕で万越えでした。うっ…
SANGOとSTORK19 とSWELLで3日くらい迷いました。価格とコスパは圧倒的にSANGO。デザインはSTORK19 が好き。SWELLは比較的新しいテーマらしくよく分からんけどなんか凄く良さそう。く、全部試したいけど財布が許さない。
最初はSANGOのあの雰囲気が良いなあと思ったのですが、うちはとにかく画像が多い趣味系ゲーム系ブログであること、スマホからの閲覧が最優先事項であることからSTORK19
結局単品価格だと一番高いのを選んでしまったわけです。
あとCocoonからの乗り換えのサポートがあったことも地味に後押しになりました(後述)。
Swellの素直な感想
買って使ってみて一番衝撃的だったのがブロックエディタ(Gutenberg)が非常に快適だったことです。
特にこの3点
- 記事を書くのが楽しくなった
- ブログの見た目が良いので見直すのが楽しくなった
- 楽しいので「もっと見やすくしたい」という謎の向上心が生まれた
記事が書くのが楽しくなって仕方がない。つまり更新したくなる。これって結構凄いと思うんだ。
ブロックエディタ、マジ凄い
ブロックエディタが実装されたときにいきなり使わされて「これはアカン」と思い封印し、それからずっとクラシックエディタ一筋で過ごしてきたのですが、SWELLのエディタは書きやすさも表現の広さもすごい。これは革命級ではないか。うむ、良いものだ…。SWELL公式サイトに動画があるのですが、ほんと動画のままなんです。更新したるぜーー!という気分になるのが凄い。
今までは「文字で書ければよいんだよ!記事なんて中身だよ!」と思っていましたが、テーマ実装時の最初から搭載されている色々なブロックを使うことによりめちゃくちゃSSが映えるし記事として読みやすくなる。逆に、今まで見やすく書くのに苦労してきた時間は何だったんだろうかとも思いました。ブログは見た目ではなく記事であることは言うまでもないが、SWELLで良い記事を書いたら更に読みやすい良い記事(自称)になるんだよ。ナンダコレェ!
スマホからの見やすさもヨシ!
あ、そうです、購入した目的はスマホからの見やすさでした。それはもうかなり軽くなったし見やすくなって、自分のブログを見るのが苦痛ではなくなりました。むしろ眺めていたいくらい好きになりました。
Cocoonからの乗り換えプラグインについて
購入後にSWELLERS’登録することによってDL可能。
マイページ→製品DLページにプラグインがあります。
このプラグインを有効化することにより、Cocoonで使っていたショートコードや記事内の装飾の違和感があまりない状態で表示されます。ただし[https://~ ]
のようにカッコで囲ってブログカード化していた機能は残念ながら対応していないので、アドレスがむき出し状態になっていました。
自分はこの機能をかなり多用していたので、[ ]
をはがすことにかなりの時間がかかり、多分まだ漏れてるのがあるかもしれない状態です。素でアドレスを直貼りしていたところは自動ブログカード機能が対応しているので、そのまま綺麗に表示されています。
ネトゲブログ、ゲームブログとしてSwellの良かったところ
「フルワイド」ブロックが良い、というかSWELLの標準搭載ブロックが良い
フルワイドというブロック機能が自分はお気に入り。
SSが映えさせながら見出しが作れる!!!
好きなゲームの綺麗なSSがこんだけ生き生きしてるとめちゃくちゃ嬉しい。
最初からH2ブロックとして設定されているので、見出しとして普通に使えるのがとても強い。
この機能を沢山使っているうちのブログのサンプルページ(キャラクリ目次)。
見出しの背景画像が全幅パーツを使用して作っています。これいいぞ!
(活かすためにサイドバーを消してあります)
とにかく今までチマチマやっていたことが、ブロックパーツでババーンとビジュアル的に楽に作成できることが非常に助かります。
吹き出し機能が気軽に使えるのもありがたいです。
トップページ:メインビジュアル
あとは現在のTOP画面で使っているメインビジュアル機能。グラフィックが美しいゲームだとめちゃくちゃSSが映えるんじゃないかと思います。思ってた以上にこれは良かった!50%くらいの表示枠ですが、めっちゃイイ…。アウラチャンかわいい。アウラに幻想したくなるくらいイイ…。
ブログパーツが非常に便利
リンク集だとか埋め込みたいものだとかを作ってショートコードでどこそこ置けるパーツ機能。どこそこに埋め込めるので、HTMLでわざわざ書いたりするということがほとんど無くなってしまうくらいには便利に使わせていただいています。
アイキャッチ画像非表示時の背景画像
地味にこれがありがたい機能。記事TOPに画像が多すぎてアイキャッチ画像を表示させたくないな、でもTOPに少し画像が欲しいな、というささやかな希望を叶えてくれる。タイトルを記事上にしてアイキャッチを設定しつつも非表示する(もしくは背景画像の設定)と良い感じになる。このページのトップはその機能を使っています。
SWELLのデメリット
なにより使いやすく便利だというのに値段が高めであることから手を出しにくいのは言わずもがな。
テーマ依存度がかなり高い
そして機能がてんこ盛りなので、当たり前なんですがテーマ依存がかなり高くなってしまいます。元々WPはテーマ依存度が高いため、これはしょうがない事かもしれません。今のところ現状がとても快適なので、問題は無い(はず)。
AMP非対応
AMP非対応であること。今までCocoonのときはAMPを使用していましたが、AMPをやめてもPV数自体は大きな変動がありません。AMPはエラーを出すことが多くて多くて事あるごとに記事のメンテを行うのが大変だったので、切ってよかったかな…と思うこともあるけど、ちょっと惜しいというのも本音かな。(作者さんによると対応の予定は無いとの事)
記事ごと、カテゴリごとのウィジェット表示の切り替えが無い
Cocoonで標準搭載されていたこの機能が今のところSWELLにはありません。ゲームブログだとゲームごとに著作権の表示を切り替えたりカテゴリごとに各種リンクを貼ったりなどかなり重宝する機能ではあったので、無くなってしまったのはかなり惜しい。
補う形でsimplicity時代につかっていたプラグインのWidgetLogicで臨時対応していますが、子カテゴリだと上手く稼働しないこともあり以前のように表示できなくなったカテゴリもあります。これは地味に困っています。
ブロックエディタに変更した際のデメリット
クラシックエディタで書いた記事の大幅な推敲ができないので、ブロックエディタを使用して大きくリライトしたい場合は1からの書き換える必要があります。これが大層面倒くさい。クラシックエディタとSWELLのブロックエディタでは記事の見栄えが全然違うので、結局PVの多い記事は書き換えをしていっています。
ブロックエディタの画像機能だと画像が一枚ずつしかアップロードできないので、事前に一括でアップロードしておくと楽。
まとめ
圧倒的にメリットが大きかった。有料テーマ良かった。ほんと良かった。私の財布は痛かったけど、このブログを見に来た人が見やすいな~って巡回し、何か記事の中から得るものがあって、満足して帰ってくれるならば私は嬉しい。
というわけで最後にSWELLおいておきます。FF14の1年分の課金額くらいという高価さだぞ!でもSSで魅せていけるブログっていいぞ!