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家族AとDQ10と、私。

私はもうゲーマーとしては結構な年齢になってきてしまいましたが、私の家族Aは現役バリバリのDQ10プレイヤーだったりします。そんな家族Aと私のDQ10の記録でございます。

目次

すべてのきっかけは、私がDQ9をクリアできなかったことに起因する。

私の家庭においての「ゲーム」は父が持っていたファミコンからはじまります。ドラクエは3を父がプレイしていた記憶があり、SFC時代はドラクエが発売されるたびに家族で父のゲームを眺める生活。毎日少しずつ進んでいく勇者たちの冒険が楽しみでした。ゆえに、あまりゲームに対して抵抗のない家庭だったと思います。

ニンテンドーDS(3DS)

それから結構な年月が経ち、DSというハードが発売されていたころ。DQ9が発売されたあたりの時、私の家族Aは自らのDSを所持しており、タッチペンで「脳トレ」したり「動物たちと暮らして化石を掘ったり虫取りをしたり」していました。

私も別に個人のDSを所持しており、発売日当日にDQ9を購入。が、プレイしたものの今までとあまりにテイストが違うためにクリアする前にに挫折してしまい・・・。このDQ9を「もう遊ばないからあげる、セーブ上書きしていいよ」と家族Aに気まぐれであげたのが全ての始まりでした。家族Aは私がクリアしきれなかったストーリー部分をクリアし、クリア後の錬金窯を非常に楽しそうに遊んでいたことを覚えています。このDQ9のおかげで家族Aはドラクエシリーズが大好きになったようでした。

また少し年月が経って。DSが3DSになり。

私はPC版でDQ10を遊びはじめました。
オンラインであるのに「ドラクエ要素」と「ソロプレイのしやすさ」に強い衝撃を受けました。こりゃすごいゲームだぜ!!そしてVer.1をクリアするあたりでふと思ったのです。「DQ10は確かに家族Aが好きなドラクエシリーズのゲームである違いない。MMORPGではあるけれど、家族Aが好きそうな要素もあるし、ソロでも十分に程度遊べるし、ちょうど3DSでもできるようになったっていうし、・・・家族Aにオススメできるゲームなのではないだろうか?」

そう思って3DS版を購入してプレゼントしたことが全てのはじまりでした。今思えばなんという時間泥棒なものをプレゼントしてしまったのか・・・。こうして家族AとDQ10は出会うことになったのでした。ちょうど2014年の10月頃です。

一緒にはプレイしない

家族Aは私に同じことを何度も聞いてくるので私がイライラしてしまうことがよくありました。「わからない」、「できない」、と愚痴られると喧嘩になってしまうのは明白。ゲームしながら喧嘩など絶対にしたくなかったので、当時の私は家族Aと一緒に遊ぶことをしませんでした。

そして、家族で会話しながらゲームをするというのが、なんだかとても恥ずかしいもののような気がしたのでした。(この恥ずかしさというものは一体何だったのだろう)

「ソロでは もうあまりできることがなくなった」

「人と会話をしたくない、そして話しかけられたくない」というのが家族Aの希望するプレイスタイルでした。というのも「動物と暮らしながら化石を掘ったり昆虫をあつめていた」ゲームをしていた時に、小学生ぽいプレイヤーが執拗に絡んできたのが嫌な記憶として染みついている模様。せっかくのMMOなんだから話さないと勿体ないのではと思う一方で、絡まれたときの面倒くさい気持ちがとてもよくわかるソロプレイヤーな私だったので、否定もせずわざわざ他にWiiやキーボードも買わず、3DSのみのプレイを見守ることとなりました。

人と会話をせずとも全く問題ないほどにDQ10はシングルプレイに優しいゲームであり、自分自身のキャラクター複数を満遍なく育成することでフレンドなどに頼らずともストーリー上での強敵を突破することができます。家族Aが詰まったのは、難易度実装前のVer.2ラスボスだけでした。難易度実装までに26連敗して結局ソロでは勝てなかったことは、今でも笑い話として会話にのぼります。

相当に3DS版でやりつくした家族Aは、「ソロではもうあまりできることがなくなった」と一度アストルティアを去りました。

(私もこのころにFF14へ)

Switch版で再開とスマホとYouTube

家族Aが再度アストルティアに戻るきっかけとなったのがまず1つ目にSwitchを購入したこと(私が家族Aのために並んで買いました)、そして2つ目に休止していた間にソロ向けにシフトしていったDQ10のシステム、最後にスマホを手にしたことにより彼女自身が自らで欲しい情報を手に入れられるようになったことでした。

スマホの存在がとにかく大きかった。家族AはYouTubeが大好きになり、DQ10の実況配信を見たり中身入り4人プレイの攻略動画をみたりするようになりました。色々な情報を得た彼女は「遊びやすくなったみたいだからまたDQ10する!」とSwitch版を購入してDQ10を再開したのでありました。

前回の拡張パックの時には魔界の宝箱が家にとどきました(もちろん家族Aのもの)

昔は公式が発信していたDQ10の情報を私から教えることが多かったのですが、最近では家族Aから教わることが増えました。スマホで色々なゲーム動画を見ることが増えたためか、私に対して「FF14でこれはやってるんでしょーティターニアとかいうやつ?」みたいな話題がでてきたときは流石に飯粒を吹きました。余談ですが昨日はレイドのオメガの話題を振られました、家族Aは一体何を見ているのか。

「誰かと一緒に遊びたい」

3DS版でプレイしている時は「人と話をしたりPTを組みたくない」と言っていた家族Aだったのですが、最近は動画を色々見たせいなのか「中身入り4人で討伐をしてみたいなぁ」とか「話ながらやってるの楽しそうだなぁ」とか「ソロだとこのコインボス倒すのきついんだよなぁ」なんてことを私に言うようになりました。でも「年だからあまり機敏に動けないし、トロトロやって怒られるのは怖いしなぁ」と毎回続くわけですが・・・。

しかしあの頃と違うのは、家族Aは分からないことがあったら自らがスマホで検索して調べて解決を努力するようになったこと。そして私もたまにVC繋いでFF14で遊ぶようになり、軽口ばかりを返さず丁寧な言葉を選んで話しながらゲームできるようになったこと(たぶん)。

・・・今なら家族Aと比較的穏やかに話しながら一緒に遊べるのでは?

というわけでDQ10やる

そして昨日。家族Aが「ンググググ!!」と謎のうめき声を上げながらソロで「万魔の塔」を遊んでいるのを見て、なんかこれ昔のピラミッドみたいなやつで面白そうじゃん、と思った自分がいました。これをきっかけに、家族Aを横目に見ながら久し振りにDQ10を遊ぶことにしたのでございます。

プレイ時間はFF11で遊んでいた時間を充てるため、そちらがお休みとなります、ごめんなさい。

そしてDQ10はアカウントハックにあったことにより気分的にPS4より再始動しているため、メインキャラでもあまり強くなかったりします。超つえー家族Aのキャラ達の助けになるか?と言われたら多分全然ならないヨワヨワなプクリポ・・・なにか1職くらいはできるようになりたいところ。(うーん、ペアのメタル迷宮くらいならとりあえずは一緒に遊べるかな?w)

しかしネットに強くなった家族A。もしかしたら将来ここのブログを読むことがあるのだろうか。

ドラマ「光のお父さん」について

「親とゲーム」をするということに関して避けて通れない話。

FF14のフレンド氏が「面白い・・・とてもいい・・・!」と激推ししていたため、流されるようにドラマ版を見たのが2019年の年末でした。ぼろ泣きじゃねーかこの野郎!!すすめてくれてありがとうな!!!

というわけで、このドラマを見ていなければ家族Aと一緒に遊ぼうなんて絶対に思わなかった。うちの家族は上で書いているように、常に口論気味というか喧嘩腰の会話が多い関係であったため、ただでさえ喧嘩する原因が増えそうな同じMMORPGを同時プレイなんて無理だ!としか思えなかった。でも、偶然にもドラマと同じように家族で同じMMORPGを遊んでいる環境があるという奇跡。私が家族Aと一緒に遊ぶことで出来る思い出なんてものもできるのかな、それが孝行みたいなものになったりなんかするんだろうか?いやいや、でも、うーん、そんなことってあるのかな?

私がとてつもない恥ずかしがり屋なのでうまくいくかは分からないけれど、強いコインボスなんかは一緒に攻略できると嬉しいな。きっかけを貰ったことには感謝しかありません。

原作ブログ様

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