某日、私はサブ太郎の紅蓮アライアンスレイド…つまり「ラバナスタ」の初回攻略のシャキ待ちをしていた。平日の午後という絶妙時間帯。エレメンタルDCと言えどもシャキる気配が全くない。
その時ふと、生まれて初めてエオルゼアの「SSスタジオ」なるものに行ってみようかな?と思ったのだった。
それに関する日記である。
SSスタジオとは
FF14の世界エオルゼアには、スクリーンショット(SS)を撮影することを楽しみとするプレイヤーが沢山いる。そんなプレイヤーのためにSS撮影場所として「スタジオ」を作成し、開放しているプレイヤーもまた沢山いるのだ!
「スタジオ」の場所はFC宅だったり個人宅だったり、FC宅の個室だったり、アパルトメントだったりと様々。
「蝶や月などのファンタジー世界」
「たくさんの植物で覆われた部屋」
「和もの」
・・・など様々な美しい風景のスタジオがある。最近では「ヴィネット風」などとよばれるものも流行っているらしく、ジオラマ風のSSを目にする機会が増えた。
ヴィネット(vignette)には様々な意味があるらしい。
- 写真の淵などが暗くなっているもの(Gposeで設定できる周辺減光のような感じ)
- 小さな挿絵的なもの
- 小型の立体模型
- (などなど…)
FF14のスタジオにおいての「ヴィネット風」は、立体模型的なジオラマを指す模様。
参考:Wikipedia ヴィネット
私は「スタジオ」と呼ばれる場所がエオルゼア中にあることを、なんとなく知っていた。が、自分自身は見知らぬ他人の中に在ることがが非常に苦手なため、今まで遊びに行った経験は無い。
メインキャラといつも遊んでくれるフレンド氏も人見知り勢なので、誘うに誘えないというジレンマがあったりもした。周囲にエオ充が満ちると うちらはしぬ。
しかしこの時は「平日昼の午後」。
ラバナスタがDPSで2時間シャキらないほどの時間だ。
(コーヒーいれて戻ってきてもシャキってない。やばい。)
つまり、誰にも会わないのではないか!※ちなみに誰にも会いませんでした!
とても余談:
浮かせってやつはバグ利用なのかどうなのかと長らく不安に思ってたが、吉Pが堂々と散歩で浮かせハウジングを「すごい」を連呼してほめていたので、もう公認なんだろう。そう思うことにした。→2021/10/3吉P散歩(9:15:00~くらいから。非常に面白い回です。)
SSスタジオの検索
SSスタジオの検索は(私が調べてみた限り)この2つのサイトで探すことができる。
サブ太郎はトンベリ鯖でCFを申請している。CF中は鯖間テレポができない!
というわけで、トンベリで探す。
正直、日本DCで日本人が一番少ないであろう「トンベリ」ワールドにおいて、日本語のサイトに登録してくれているスタジオなんてあるのだろうか…と不安に思っていたけれど、ありましたありました、ありがとうありがとう。
というわけで、SSスタジオへ初めて遊びに行く
画角的にはみ出ている部分などは加筆して修正してあります。
色調補正やぼかし等の加工もしています。
初スタジオは『瞬きの先。』様。トンベリ鯖です。
(以下敬称略、Twitterタグは#studio_placious)
単純に自宅から近い、という理由で遊びに行くことにしたのだが、はじめてスタジオというものを訪れた自分を待っていたのは「幻想的な美しい空間」であった。
す、すごい。
これどう撮っても美麗に撮れるやつですよね??
通常では絶対にありえなさそうな絶対的幻想空間。ここだけでなく、家の中にはSS用に切り取られることを前提とした、複数の美しい場(ブース)たちが並んでいる。
「どうしたら綺麗にSSとして収められるかな?」
画角を考えるとワクワクがとまらんしグルポ画面をいじるのも楽しい。
超たのしい。
SSを撮るのってこんなに楽しいんだ!ということを再認識させていただいた。
ありがとうございます…!
巷のエオ充さんたちって、こんなすてきなエオルゼア中のスタジオを巡りながらSSとってる…ってコト??!?!?
そして無事にラバナスタはシャキり、この日は終了。
ヴィネット風スタジオへ
翌日。
巷で流行っているというヴィネット風のスタジオがトンベリもある!ということを知り、行ってみることにした。やはり時間は人の少なそうな平日午後に突撃。
お邪魔させていただいたスタジオは『海都館』様。
(以下敬称略 Twitterタグは #wicked_jelly)
はじめてヴィネット風スタジオを見た私の感想は以下である。
あぁぁぁぁぁ!!!
なにこれぇぇぇぇ!
すっごおおおおおお!!!!
小さな空間に世界を作る、作りこむ。
ヴィネット風ハウジングは、普通のスタジオとは別のカテゴリだと感じた。
ある種の芸術のように感じる。
ヴィネットブースの「場」を切り取ったSSだけを見ても、「場の凄さ」というものは感じにくいかもしれない。だが、広い空間の中に「ぽつん」と濃い別空間が広がっているというのは、何とも表現しがたい不思議さがあるのだ。
「とある世界から千切りとられた一部」がここに「ヴィネット」として存在している。
そんな感じさえも受ける。
ここ「海都館」はアパルトメントを利用したスタジオなのだが、その入り口は奇麗に家具で扉をカモフラージュ(というか再構成?)してあった。これが私にはとても刺さった。とても良い…好き…。(下のSS右側が扉)
ここのオーナー様のセンスにいたく心を奪われたため、同オーナー様が公開されているというもう一つのヴィネット風スタジオ「砂都館」の方へも遊びに行ってみることにした。(こちらも同様にトンベリ鯖である)
記事を書いている現在「ハロウィンブースも設置中」とのことで、ぼっちなりにヒャッホーしてきた。
はっちゃけるオジッテ
いやーーー!なんだこれー!!!!
すっごーーい!!
すっごい!!!!!
(語彙力消失)
錬金術師的ブースは本当にすごい。錬金ミラプリが欲しすぎる。
本当に「別世界から切り離された一部」のような、そんな世界。
おわりに
なんだかんだで一人でも十分にスタジオ撮影は楽しめた。
スタジオ風のハウジングを眺めるだけでも非常に面白い。
そして、そのスタジオでどういうSSを撮るか?というのを実践してみるのも、これまた非常に面白い。
まあ、一緒に楽しんでくれる人がいた方が楽しいかもしれないが、一人でじっくりと味わうのもまた「いとをかし」であろう。(たくさんのフレンドたちと撮影に行くのも楽しいんだろうなあ…)
現実世界で建築物を巡る旅があるように、エオルゼアで様々なSSスタジオを巡る旅も非常に楽しそうだなあと思った日だった。DCテレポが待ち遠しい!
人見知り人嫌いのぼっち勢としての注意点は以下のような感じだろうか。
- (行けるならば)人の多い時間帯を避ける
- 更新や新規など直近にTwitterなどで拡散されているスタジオは混んでいる可能性がある
皆さま、ルールを守って楽しいスタジオ巡りを!