私自身は2キャラ目の暗黒ジョブクエとなりますので、ジョブ50クエのネタバレも含みます。
35、40クエと修行名目でエオルゼアをウロウロし、核心のセリフをチラチラ言い始めるフレイさん。45クエで完全に正体が見えてきます。2度目だから分かることもあってドキドキしてしまいました。抱きしめてあげたいです(変な意味ではなく)。
フレイ:……Est。
この前僕が言ったこと、忘れてませんよね。
大事な目的があるのだから、余計な人助けはよせ、と。
しかし。
修行にきたラノシアでも都合よくエオルゼアの英雄として軽々しく仕事を頼まれる主人公。彼らの便利なパシリにしか思えません。大半のプレイヤーが感じているこの「気持ち」。それをフレイは代弁してくれているのです。
フレイが見ている中なので それはできない
しかししかし、結局助けるハメになってしまい、それを修行の代わりにすることでフレイもOKしてくれることになりました。結局私はパシリなのです、悲しいです。それを解決してもなお英雄(パシリ)に助けを求めてくる商人に対し、フレイが激昂してしまいます。
お前らはッ お前らは、僕らを置いてどこへ行った!?
選ばれたものしか戦えないって言葉を盾に、
どれだけ僕らを犠牲にしたッ!?
ここでは真リヴァイアサン戦のことを言っていますよね。そう、「僕ら」は多大な犠牲を払いました。予習して動画見て、動きおぼえて、シャキ待ちして…バリアの展開を誰かがしてくれると思ったら誰もしなくて全滅して…
このあと走り去ったフレイにかける言葉を選べます
フレイ:
………!
あ、当たり前じゃないですか……!
あんなの怒ります……今までだって怒ってました……!
僕に感謝を言うくらいなら、君が言えばよかったんです。
そんなに誰にでも優しいから、
あの「声」の主だって、すねて出てこないんじゃないですか!?
ほんとうにもう……、君って人は………
暗黒騎士に向いているんだか、いないんだか……。
……でも、そんな君だからこそ、「声」の主を見つけてほしいんだ。
大事なことは何ひとつ明かせない、不誠実な僕ですが、
この気持ちだけは真実なんです……、だから儀式を………
儀式を無事に終わらせて、クエストクリア。
フレイにとっての「世界は仇なす」
今更ですがクエスト名が「世界は仇なす」。
フレイにとって「世界は仇なす」とはどういうことなのか。
主人公は英雄である以前に人であり、英雄視されすぎることは感情を持つ人から離れていってしまうことにつながる。フレイはもっと人間としての自分の心に正直になってほしい、その心のことを知ってほしいと願っている。そのためならば、英雄視されるエオルゼアを離れるべきだとも言っている。
フレイにとっては英雄として活躍することは、自分が無視されていくこと=世界が仇なしていっているという認識であるのかなあ。悲しい。
全体的に中二病テイスト溢れるジョブの暗黒騎士ですが、50までのジョブクエストはFF14のメインシナリオに対するアンチテーゼのようで好きです。